「分析トップ」では、36協定の基準値を超えた時間外労働や有給休暇年5日取得の未達見込み人数など、注意が必要なデータを確認できます。
本記事では「分析トップ」の各項目の確認方法を解説します。
※本記事内の各画像はマウスクリックで拡大できます。
目次
平均時間外労働
当月および前月の時間外労働時間数と、それぞれの前月差、前年同月差を表示します(法定休日労働は含みません)。また、年間推移をグラフで表示します。
補足
有給休暇取得状況
全社取得率と、その前年差を表示します。年5日取得義務の未達成見込み人数を表示します。取得推移をグラフで表示します。
補足
KING OF TIME 勤怠管理 の事業年度開始月から起算された、暦日(1日~末日)での1年間が表示されます。
平均総労働時間
平均総労働時間の時間数と前月差、前年同月差を表示します。平均労働時間と日の平均総労働時間の年間推移をグラフで表示します。
36協定上限時間(月間)
36協定「特別条項」の発動回数と当月許容時間を基準としたシグナルアラートと、シグナルアラートに抵触した従業員の「当月許容」「発動回数」「一般条項残時間」「月間累計」を一覧で表示します。
シグナルアラートの閾値は以下の通りです。
「当月許容」:超 超過者 ■ 90~100% ■ 70~90%未満 ■ 50~70%未満
「発動回数」:超 超過者 ■ 90~100% ■ 50~90%未満 ■ 10~50%未満
補足
雇用動向
総従業員数、年間入社数、年間退社数と前月同月差を表示します。年間推移、男女比推移、年代比推移をグラフで表示します。
補足
KING OF TIME 勤怠管理 の事業年度開始月日から起算された1年間が表示されます。
勤怠差異(月間)
「基準時刻と打刻の差異」の対象人数と「打刻とログの差異」の対象人数(閾値超過人数)、前月差を数値で、それぞれの差異時間をグラフで表示します。
補足
- 暦日(1日~末日)での月間が表示されます。
- 「基準時刻と打刻の差異」は、「基準時間とログの差異」や「基準時間と入退室の差異」と表示されることがあります。こちらの名称は、勤怠差異 > [基準時刻と打刻(またはログ、入退室)の差異]タブ > マーク > 比較対象 の設定によって変わります(詳細はこちら)。
給与
※KING OF TIME 人事労務の「明細発行機能」と連携している、または データインポートを利用してデータ登録されている場合のみ表示されます。
給与・賞与が登録されている最新月とその前月の平均支給額、前年同月差を表示します。また、総支給額の平均の推移を12ヶ月分のグラフで表示します。
補足
年度開始月は、人事レポート > 給与 > 画面右上マークから設定できます(詳細はこちら)。
【補足】並べ替え
「分析トップ」の右上にある「並べ替え」をクリックすると、項目の並べ替えや、表示 / 非表示を設定できます。
左側のマークのドラッグアンドドロップで、並べ順を変更します。また、右側のマークのクリックで、表示 / 非表示を切り替えます。最後に[保存する]をクリックします。
補足
「並べ替え」の設定内容はブラウザに記憶されます。アカウントごとに設定内容は記憶されません。