KING OF TIMEサポートセンターです。
今回は、新機能「日本の祝日自動登録設定」をご紹介します。これまで日本の祝日は、お客様が毎年手動で登録する必要がありました。今後は「日本の祝日自動登録設定」を一度だけ設定すれば、毎年の祝日が自動登録されます。作業効率化に加え、登録漏れなどの問題を未然に防ぐことができます。
後半では「KING OF TIME 給与」での給与計算の流れを解説します。一気通貫システムならではの操作のスムーズさを体感いただけますと幸いです。
トピック
日本の祝日自動登録設定
設定方法と仕様の詳細をご紹介します。
設定方法
※全権管理者、または「オプション」権限が「◯ 閲覧・編集」かつ全ての所属の「スケジュール管理」が「△ 閲覧のみ」以上の一般管理者だけが可能な操作です。
1. 設定 > その他 > 祝日設定を開き、[日本の祝日自動登録設定]をクリックします。
2. 日本の祝日を自動登録したい所属を選択し、[登録]をクリックします。
自動登録のタイミング / 範囲
毎月1日の未明に、弊社データベースに存在する今年1月1日以降の祝日が自動登録されます。
例えば、2024年7月中に日本の祝日自動登録設定を行った場合、8月1日に、2024年1月から2025年12月までの祝日が自動登録されます。毎年2月中旬に翌年の祝日がデータベースに追加されるため、2025年3月1日に、2026年1月から2026年12月の祝日が自動登録されます。その次の年以降も同様の処理が繰り返されます。
登録の仕様
弊社データベースに合わせて祝日が自動登録されます。
- 祝日設定画面に存在しない祝日は、新たに登録されます。毎月1日の差分チェックにより、削除しても復元されます。
- データベースと日付は一致するが、祝日名が異なる設定が手動登録されている場合、既存の登録内容を優先し、祝日名の上書きはされません。
- データベースと祝日名は一致するが、日付が異なる設定が手動登録されている場合、既存の登録内容は削除も更新もされません。新たに正しい日付で祝日が登録されます。
- データベースに存在しない設定(独自の祝日)については特に更新されずそのまま残ります。
「日本の祝日自動登録設定」よくあるご質問
よくあるご質問をまとめました。
自動登録設定後、何か作業が発生することはありますか?
一度設定してしまえば、翌年以降も継続して自動登録されるため、日本の祝日登録を毎年行う必要はありません。
ただし、組織変更などで新たな所属を作成した場合は、その所属に対して日本の祝日自動登録設定を行う必要があります。また、会社独自の祝日は自動登録の対象外となります。
自動登録された日本の祝日について、一部を削除できますか?
日本の祝日自動登録設定を行うと、日本の祝日の一部を削除することはできません。削除しても、翌月の1日に差分チェックが発動し、復元されます。日本の祝日の一部を削除する必要がある場合は、本機能の使用はおすすめできません。
自動登録設定を解除する方法は?
日本の祝日自動登録設定を行った後、その設定を解除するには、設定 > その他 > 祝日設定 > [日本の祝日自動登録設定]を開き、解除したい所属のチェックを外して登録します。これによって、それ以降の自動登録は実施されなくなります。
すでに登録された祝日については削除されませんので、必要に応じて手動で削除を行ってください。
[日本の祝日登録]と[日本の祝日自動登録設定]の使い分け方は?
祝日設定画面の各ボタンの使い分け方は次の通りです。
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | 新規登録 | 独自の祝日を登録します(会社創立記念日や年末年始休業、外国の祝日など)。 |
2 | 日本の祝日登録 | 日本の祝日を即時登録したいときに使用します。対象年の日本の祝日が一括登録されます。本システムの導入直後や、所属の新規作成時などの使用をおすすめします。 |
3 | 日本の祝日自動登録設定 | 毎年の日本の祝日登録を自動化したいときに使用します。初回の自動登録タイミングは翌月1日になりますので、登録までに最大1ヶ月ほどかかることがあります。このため、初年は[日本の祝日登録]で即時登録したうえで、翌年以降の作業効率化のために[日本の祝日自動登録設定]を設定しておくことをおすすめします。 |
給与計算まで一気通貫!KING OF TIME 給与のご紹介
「KING OF TIME 勤怠管理」をご利用のお客様であれば無料で利用できる「KING OF TIME 給与」をご存知ですか?事前に必要情報さえ設定しておけば、毎月の給与計算の作業はわずか2ステップで完了します。一気通貫システムならではのシームレスな操作感となっております。実際の給与計算の流れをご紹介します。
STEP1:勤怠データを確定
KING OF TIME 勤怠管理で給与計算を行う期間の勤怠データが蓄積されたら、よく使うメニュー > 月別データ > [勤怠を締める]ボタンをクリックし、給与計算を行う期間の全従業員の勤怠データを締めます。
STEP2:給与計算の実行
KING OF TIME 給与の「給与計算」画面を開き、「締め日グループ」と対象年月を選択して、[計算対象者の表示]ボタンをクリックします。[計算]ボタンをクリックすると、支給額や控除額の計算処理が実行されます。各従業員の支給合計、控除合計、差引支給合計を確認し[確定]ボタンをクリックします。これで給与計算は完了です。
給与計算完了後は、給与支払用のFBデータの出力や、KING OF TIME 人事労務にて各従業員に給与明細の発行が可能です。
補足
事前設定などを含んだより詳細な解説はクイックスタートガイドをご参照ください。
利用開始方法
全権管理者アカウントでKING OF TIME 勤怠管理にログインし、スイッチャーが表示されているかどうか、スイッチャーに「給与」のアイコンが表示されているかどうかをご確認ください。
表示されている場合
すでにアカウントが用意されていますので、クイックスタートガイドをご参照のうえ、事前設定を行ってください。
※2024年4月1日以降にKING OF TIME 勤怠管理を利用開始した直販のお客様は、シリーズ製品のアカウントも同時に発行されています。
表示されていない場合
こちらのお申し込みフォームよりお申し込みください。
※KING OF TIMEシリーズの4つのサービスのアカウントが同時発行されます。1つだけ申し込むことはできません。
販売店とご契約のお客様
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