以下の2通りの対策があります。
指情報を再登録する
認証しにくい方は、初回の登録で適切なテンプレートが撮影できていない場合がほとんどです。
初回の登録時に、精度の低いテンプレートが作成されると、その後の認証も失敗する可能性が高くなります。
設定 > 従業員 > [従業員設定] > [表示]をクリック
対象者の[編集] > タイムレコーダー情報「○○登録状態」:[○○登録削除]をクリック > [削除]
上記手順より、現在の登録情報を削除することができます。
その後、タイムレコーダー画面 > 設定 >「データ更新」 で更新(またはタイムレコーダー再起動)し、「認証登録」メニューより改めて登録してください。
指紋認証のコツ
- 面積が大きく、荒れていない指が望ましいため親指や中指が適しています。
- また、乾燥や冷えは認証率低下の原因となります。十分に温めてください。
- 認証面を覆い隠すくらい密着させたら、すぐに離さずゆっくり2秒くらい待ちましょう。
- 初回登録時、合計4回撮影を行ないますが、4回ともできるだけ同じような状態で登録を行なうと、精度の高いテンプレートが作成され、認証率の改善が期待できます。
静脈認証のコツ
- 細すぎず、長い指が望ましいため中指が適しています。
- 登録・認証において最も重要なことは、『指をまっすぐ、水平に入れる』ことです。
- 手が冷えている場合は、手を2.3回柏手のように叩いてください。収縮していた筋肉が伸び、血流量が上がることで改善する場合があります。
- 初回登録時、合計3回撮影を求められますが、抜き差しを行う必要は必ずしもございません。
- 指を正しく固定したら、入れたまま[OK]ボタンを3回クリックしていただくと、認証率の改善が期待できます
ハイブリッド認証のコツ
- 細すぎず、長い指が望ましいため中指が適しています。
- 登録・認証時には、センサー部と平行になるように置き、指を反らさないようにしてください。
- 認証機器の中が埃などで汚れている場合は、認証しづらくなる場合があります。
- 乾いた布等で内部を拭いてください。
- 初回登録時、合計3回撮影を行ないますが、3回ともできるだけ同じような状態で登録を行なうと、精度の高いテンプレートが作成され、認証率の改善が期待できます。
水平に引くと外れるようになっています。
認証レベルを下げる
再登録でも改善されない場合に有効です。認証レベルを変更することにより、認証精度の変更が可能です。
設定 > 組織 > [タイムレコーダー設定] > 基本タイムレコーダー設定、または対象所属の[編集]>動作設定「認証レベル」
下記、デフォルト値となります。
- 指紋認証:「高」
- 静脈認証:「中」
- ハイブリッド認証:「中」
認証レベルを低くし[登録]してください。次に、タイムレコーダー画面の[設定]>「データ更新」でリロードし、打刻をお試しください。
認証レベルを低くすることにより、他人許容(他の人として認証されてしまうこと)が起こる可能性は高くなります。