勤務データ編集画面や、パターン登録画面に見られる「勤務開始刻限」は、入力した時間より前の労働時間をカウントしない機能となります。同時に、入力した時間からの労働時間は必ずカウントする機能となります。そのため、雇用区分設定にて
出勤予定前の労働時間の取り扱い:勤怠時間として扱わない
と設定している場合でも、「勤務開始刻限」を設定すればその時間から労働時間が計算されます。
例えば、「通常は早出を認めないが、ある勤務日だけ認めたい」という場合は、雇用区分設定は上記のように設定し、対象日の勤務データ編集画面にて勤務開始刻限に時刻をご入力いただくことで、対象日のみ早出のカウントが可能になります。
使用例をご説明いたします。
【例】本社/正社員/勤怠 太郎 さん
スケジュール[通常勤務] 09:00~18:00(休憩60分)通常は、09:00より前に打刻をしても労働時間として認めない。
イレギュラーで早出を認める場合、「勤務開始刻限」に労働時間として扱う時間(07:30)を入力します。
07:30からの労働時間が計算されます。
※集計結果は雇用区分設定の設定によって異なります。