スケジュールパターンの種類
スケジュールパターンには3つのタイプがあり、それぞれ機能が異なります。
項目名 | 説明 |
---|---|
通常勤務パターン | 勤務日の出退勤予定時刻をパターン登録します。 予定時刻を定めることにより遅刻早退の集計が可能になります。 また、休憩予定時刻の登録等が可能です。 |
みなし勤務パターン | 打刻データが無くても予定時間に打刻したとみなして集計します。 直行、直帰、出張などの集計に適しています。 |
全日休暇パターン | 当日は休暇とみなされ、休暇の取得日数がカウントされます。 |
作成したスケジュールパターンは、以下のメニュー等から各従業員の各該当日に登録します。
- 設定 > スケジュール > 自動スケジュール設定
- 全メニュー > スケジュール管理
作成方法
ホーム画面の「設定」 > スケジュール > パターン設定 より、新規登録や編集を行います。
[新規登録]
新しくスケジュールパターンを登録します。
[編集]
登録されたスケジュールパターンを編集します。過去の勤務データで使用されているスケジュールパターンの内容を変更しても、 過去のデータは再計算されません。
過去の勤務データに、変更した内容を反映させるには、勤怠データ再計算をしてください。
[削除]
スケジュールパターンを削除します。未来日のスケジュールとして割り当てられているスケジュールパターンは、 削除することができませんので、登録を解除してから削除してください。
パターンを削除しても、過去にそのパターンが適用されていた日のスケジュールや集計結果は維持されます。
登録画面
[新規登録]または[編集]をクリックし、登録画面を開いてください。情報を入力したら[編集]ボタンをクリックし、設定内容を保存します。
1. 通常勤務パターンの設定項目
カテゴリ右上の[詳細]ボタンをクリックすると、詳細項目が展開します。
基本情報
項目名 | 説明 | 表示 |
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パターンコード | パターンを識別するコードを設定します。3~10文字の半角英数字でご入力ください。
|
基本 |
パターン名 | パターンの名称を設定します。20文字以内でご入力ください。 ※全角・半角文字が混在していると、PDF出力時に正しく表示されない場合があります。 |
基本 |
スケジュール種別 | 「通常勤務」を選択してください。 | 基本 |
パターンの表示色 | パターンの色を選択します。背景色と文字色をそれぞれ設定できます。スケジュール管理画面での色表示などに使用されます。 | 基本 |
使用する所属 | このスケジュールパターンを使用できる所属を設定します。 設定されていない所属の従業員には、そのパターンを割り当てることができないよう制限されます。また、設定されていない所属の従業員は、そのパターンを参照することはできません。 |
詳細 |
使用する雇用区分 | このスケジュールパターンを使用できる雇用区分を設定します。 設定されていない雇用区分の従業員には、そのパターンを割り当てることができないよう制限されます。また、設定されていない雇用区分の従業員は、そのパターンを参照することはできません。 |
詳細 |
予定
項目名 | 説明 | 表示 |
---|---|---|
出勤予定 (コアタイム 開始時刻) |
出勤予定時刻を入力します。これより遅く出勤すると遅刻になります。 | 基本 |
退勤予定 (コアタイム 終了時刻) |
退勤予定時刻を入力します。これより早く退勤すると早退になります。 | 基本 |
フレックス種別 | 「所定外労働時間」の扱いについて設定します。
|
詳細 |
遅刻/早退判定 | 「無効」にした場合には遅刻早退の計上が行われません。 | 詳細 |
勤務開始刻限 | 勤怠計算を行う範囲を設定します。勤務開始刻限より前に出勤打刻を行っても、労働時間はこの刻限からしか計上されません。早出をカウントしたくないような場合に設定します。 | 詳細 |
勤務終了刻限 | 勤怠計算を行う範囲を設定します。勤務終了刻限後に退勤打刻を行っても、労働時間はこの刻限までしか計上されません。残業を計上したい場合はこの欄は入力しないでください。 | 詳細 |
休憩予定
項目名 | 説明 | 表示 |
---|---|---|
休憩設定 1,2,3 |
設定した時刻で、休憩を自動取得することができます。 決まった時刻で休憩を自動取得したい場合はこの項目をご設定ください。[休憩追加]ボタンをクリックすると入力欄が追加されます。 |
基本 |
休憩予定時間 | 自動休憩時間を分単位で入力できます。 | 詳細 |
半日勤務
項目名 | 説明 |
---|---|
午前出勤 パターン登録 |
午後に半休を取得した際の午前出勤用のスケジュールを設定します。全日勤務日とは別に出退勤予定や休憩を設定することができます。当日の「半休種別」にて「PM有休」や「PM代休」を設定した場合にこのスケジュールが適用されます。
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午後出勤 パターン登録 |
午前に半休を取得した際の午後出勤用のスケジュールを設定します。全日勤務日とは別に出退勤予定や休憩を設定することができます。当日の「半休種別」にて「AM有休」や「AM代休」を設定した場合にこのスケジュールが適用されます。
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拡張機能
カテゴリ名をクリックすると、設定項目が展開します。
項目名 | 説明 |
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勤務日種別の 強制設定 |
このパターンが適用された際に強制的に設定される勤務日種別(平日/法定休日/法定外休日)を選択することができます。 |
時間帯区分の 強制設定 |
※設定 > オプションにて「時間帯区分設定機能」が使用する となっており、かつ、設定 > スケジュール > 時間帯区分設定 で、時間帯区分が登録されている時に表示されます。 パターンが適用された際に強制的に設定される時間帯区分を選択することができます。 |
振替出勤の 強制設定 |
※設定 > スケジュール > 休暇区分設定 にて、振休付与の設定がされている場合に表示されます。 パターンが適用された際に強制的に労働時間に応じて、付与される休暇種別を選択することができます。 |
打刻あり/ スケジュールなし |
※設定 > オプション > 「エラー勤務設定」カテゴリ > 「打刻あり/スケジュールなし」が 「表示する」となっている場合に表示されます。 「出退勤予定の未入力をエラー勤務にしない」とした場合、このパターンでは出退勤予定が未入力でもエラー勤務とならなくなります。 |
備考 | このスケジュールパターンに関する説明分を入力します。これは、従業員画面(タイムカード)にPCでログインした際、操作メニュー内の「利用できるスケジュールパターン」にて表示されます。 |
2. みなし勤務パターンの設定項目
パターンの新規登録時にスケジュール種別で「直行(みなし出勤)」、「直帰(みなし退勤)」、「直行直帰(みなし出退勤)」を選択します。
その他の編集項目については「通常勤務パターン」作成時と同一です。
スケジュール種別 | 機能 |
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直行 (みなし出勤) |
出勤打刻が無くても、出勤予定時刻に打刻したとみなして集計を行います。 このスケジュール種別を選択した場合、「勤務開始刻限」は設定不可となります。直行パターンを割り当てた日には出勤打刻は必要ありません。退勤打刻だけを行ってください。 |
直帰 (みなし退勤) |
退勤打刻が無くても、退勤予定時刻に打刻したとみなして集計を行います。 このスケジュール種別を選択した場合、「勤務終了刻限」は設定不可となります。直帰パターンを割り当てた日には退勤打刻は必要ありません。出勤打刻だけを行ってください。 |
直行直帰 (みなし出退勤) |
出退勤打刻が無くても、出退勤予定時刻に打刻したとみなして集計を行います。 「出張」など、終日打刻を行えない日の勤務に適しています。このスケジュール種別を選択した場合、「勤務開始刻限」、「勤務終了刻限」は設定不可となります。直行直帰パターンを割り当てた日には出退勤打刻は必要ありません。みなし勤務時間が計上されます。 |
3. 全日休暇パターンの設定項目
パターンの新規登録時に「スケジュール種別」で「全日休暇」を選択します。
この時に表示される設定項目に関しては以下の通りです。その他の項目は、通常勤務パターンと同一です。
休暇情報
項目名 | 説明 | 表示 |
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休暇単位 | 休暇の単位を設定します。 ・全日:休暇を1日取得することができます。 特別な場合を除いて、こちらをご選択ください。 ・全日(半日×2):午前に有休、午後に代休を取得するなど、 1日に異なる休暇を0.5日ずつ取得する パターンを作成できます。 ・半日:このパターンを割り当てた日は、休暇を0.5分として日取得します。 ※午前だけ勤務をするシフトの日を休む場合に使用します。 (例:土曜日 > 09:00~12:00の半日出勤。→休むため、休暇0.5日取得。勤務無し。) あくまでも勤務はしない、休暇取得のみの日に登録するスケジュールのため、打刻記録をつけることはできません。 半日出勤の日に半日休暇を取得する場合は、「半休種別」を選択してください。特別な場合を除いて半日休暇用のパターンは必要ありません。 |
基本 |
休暇区分 | このパターンを割り当てた際に日数をカウントする休暇区分を設定します。 休暇区分は、設定 > スケジュール > 休暇区分設定 で作成できます。初期状態では「有休」「代休」「欠勤」の3種類の休暇区分がありますが、これ以外の休暇を管理する場合は新規作成してください。 |
基本 |
みなし 勤務時間 |
全日休暇パターンを登録した日は、休暇取得数を計上すると共に 「みなし勤務時間」を所定時間へ加算できます。 みなし勤務時間を加算したい場合はこの項目に時間を入力してください。 「雇用区分又は、従業員毎に設定されている「日の契約労働時間」をみなし勤務時間として計算する」にチェックを入れると、「日の契約労働時間」をみなし勤務時間とします。これは数字で入力したみなし勤務時間よりも優先されます。 |
詳細 |