KING OF TIME データ分析の連携仕様

KING OF TIME データ分析には、以下のKING OF TIMEシリーズ製品のデータが連携されます。またCSVファイルによる連携も可能です。これらの情報を元に各種レポートなどが表示されます。

連携元 連携内容
KING OF TIME 勤怠管理 従業員の基本情報や、労働時間、出退勤打刻、有休情報など
KING OF TIME 人事労務 部署、役職、契約種別、業務の種類、給与明細情報(総支給額)など
KING OF TIME システムログ 従業員のPCのログオン、ログアウト、ロック、アンロック時刻など
CSVファイル 勤怠データ、PCログ、入退室時間、給与データ

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KING OF TIMEシリーズとの連携タイミング / 連携対象期間

KING OF TIMEシリーズとの連携には「初回連携」と「通常連携」の2種類があります。

それぞれの連携タイミングと連携対象期間は次の通りです。

種類 連携タイミング 連携対象期間
初回連携 KING OF TIME データ分析のアカウント発行日の夜間 過去2年間 ※1
通常連携 1日1回(夜間) 前月、当月、翌月 ※2

※1:項目によって日単位、月単位、年単位でデータ連携されます。

※2:連携期間に「締め日」が考慮されるかどうかは項目ごとに異なります(詳細はこちら)。

 

ポイント

  • 通常連携では前月より前のデータは更新されません。初回連携後に過去のデータを入力または更新したい場合は、CSVファイル連携を利用してください。詳細は後述の「CSVファイル連携」をご参照ください。
  • KING OF TIME 勤怠管理やKING OF TIME 人事労務側で、通常連携の対象期間(前月から翌月まで)のデータを更新した場合でも、即時連携はされません。1日1回夜間に行われる自動連携によりデータが更新されます。翌日になってからKING OF TIME データ分析側のレポートをご確認ください。

 

連携機能概要

KING OF TIME 勤怠管理

従業員の基本情報や労働時間、出退勤打刻、有休情報などが各種レポートに使用されます。この連携を停止することはできません。

 

補足

  • 勤怠データは、CSVファイルインポートによる連携も可能です。詳細は後述の「CSVファイル連携」をご参照ください。
  • 打刻エラーなどのエラー勤務がある状態では、KING OF TIME データ分析側で正しくレポートを表示できません。KING OF TIME 勤怠管理にてエラー勤務の修正を行ってください(詳細はこちら)。
  • 特定の従業員のみを連携することはできません。全従業員が連携対象となります。

 

KING OF TIME 人事労務

部署や、役職、契約種別、業種(業務の種類)などの情報が、各種レポートに使用されます。

 

また、発行された給与明細の情報が、給与レポートに使用されます。1円以上の入力がある以下の名称(完全一致)の項目のうち、レイアウト内で最も左寄りにある項目が連携されます(詳細はこちら)。

  • 総支給額
  • 総支給額合計
  • 支給合計

 

給与明細の連携には以下2点の設定が必要です。

 

1. KING OF TIME 人事労務の給与明細を発行していること

KING OF TIME 人事労務で給与明細を発行します(詳細はこちら

 

2. KING OF TIME データ分析での事前設定

KING OF TIME データ分析 > 人事レポート > 給与 > 画面右上のimage_30.png(設定) > データ連携 > KING OF TIME 人事労務 明細データを利用 にチェックを入れ、[保存して戻る]をクリックします。

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補足

給与データは、CSVファイルインポートによる連携も可能です。詳細は後述の「CSVファイル連携」をご参照ください。

 

KING OF TIME システムログ

ログオン、ログオフ、ロック、アンロックなどの情報が、勤怠差異レポートに使用されます。

なお、KING OF TIME システムログのデータを使用するには、以下3点の設定が必要です。

 

1. KING OF TIME システムログとKING OF TIME 勤怠管理が打刻連携されていないこと

KING OF TIME システムログの管理画面にログインし、企業情報 > 打刻連携をご確認ください。「無」になっている場合に、勤怠差異レポートにてKING OF TIME システムログの情報とKING OF TIME 勤怠管理の情報との差異を確認できます。

※「有」になっている場合、KING OF TIME システムログの情報は、KING OF TIME 勤怠管理の出退勤打刻として連携されているため、勤怠差異レポートに過小や過大が表示されません。この設定を変更したいときは、「KING OF TIME システムログと、KING OF TIME データ分析を連携希望」の旨をサポートセンターへご連絡ください。

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2. KING OF TIME データ分析での環境設定

KING OF TIME データ分析 > 環境設定 > 表示設定 > 勤怠差異の表示 > 打刻とログの差異 にチェックを入れて[登録]をクリックします(詳細はこちら)。

 

3. クライアントアプリケーションの設定

各従業員のPCに、KING OF TIME システムログのクライアントアプリケーションが設定されている必要があります(詳細はこちら)。

 

補足

「PCログ」データは、CSVファイルインポートによる連携も可能です。詳細は後述の「CSVファイル連携」をご参照ください。

 

CSVファイル連携

KING OF TIME データ分析 > 環境設定 > エクスポート / インポート より、次のCSVファイルをインポートできます。

項目名 説明 備考
勤怠データ

月単位の勤怠データをインポートできます。前々月以前の勤怠データを入力または更新したいときに使用します。

インポート方法はこちら

前月以降の勤怠データをインポートしても、KING OF TIME 勤怠管理との自動連携によって上書きされます。ご注意ください。
PCログ

「PCログ」のデータをインポートし、勤怠差異レポートに使用できます。

インポート方法はこちら

インポートされた「PCログ」データは、KING OF TIME システムログとの自動連携で上書きされることはありません。
入退室時間

「入退室時間」のデータをインポートし、勤怠差異レポートに使用できます

インポート方法はこちら

 
給与データ

「給与データ」をインポートし、給与レポートに使用できます。

インポート方法はこちら

KING OF TIME 人事労務の給与 / 賞与明細データを連携している場合、すでに給与データが連携されている月にデータをインポートすると値が合算されます。

 

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