【12月おすすめ情報】忘れずやろう!来年度の労働基準時間登録

KING OF TIMEサポートセンターです。

今回は、来年度の「労働基準時間」の設定方法をご案内します。1ヶ月単位の変形労働制(手動設定)フレックスタイム制のお客様には忘れず実施いただきたい作業です。未設定の場合、1ヶ月の労働時間がすべて残業時間に計上されてしまうことがあります。またフレックスタイム制では、未設定月のタイムカードに「フレックスタイム集計項目」が表示されません。

後半では、KING OF TIME 給与の計算式設定をご紹介します。KING OF TIME 人事労務で作成した支給項目・控除項目に対して、KING OF TIME 勤怠管理での集計を計算式に設定できます。シリーズ間をまたいだシームレスな給与計算を実現可能です!

 

トピック

 

労働基準時間の設定方法

1ヶ月単位の変形労働制を手動設定している場合や、フレックスタイム制を設定している場合、月別データ画面に「労働基準時間」が表示されます。この値は雇用区分設定または従業員設定で設定します。設定方法はこちらの記事をご参照ください。

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来年度分の設定忘れにご注意ください

月ごとに基準時間を設定している場合、年度の切り替わり時期などに設定漏れがないようにご注意ください。設定漏れがあると、新年度のすべての労働時間が「残業時間」に計上されてしまいます。

 

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「労働基準時間」よくあるご質問

「労働基準時間」に関するよくあるご質問をまとめました。

 

「労働基準時間」の設定を自動化したい

月単位の変形労働タイプが「変動」の場合、週単位の基準時間と月ごとの暦日数に基づいて1ヶ月単位の変形労働の法定労働時間を計算し、月別基準時間として自動設定することができます。

※営業日数ではなく暦日数での計算となります。

 

計算式

月別基準時間=週単位の基準時間×暦日数/7

 

設定方法はこちらをご参照ください。

 

従業員ごとに労働基準時間を設定する方法は?

設定 > 従業員 > 従業員設定 > 該当者の [編集]から設定可能です。詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

すべての労働時間が「残業時間」になる原因は?

「月別基準時間」や「週別基準時間」が設定されていない場合、従業員の労働時間がすべて残業となります。確認と対処方法はこちらの記事をご参照ください。

 

「月別基準時間」を設定したのに過去の集計データに反映されないのはなぜ?

「勤怠データ再計算」を実施することで、過去の集計データを、設定変更後の設定で計算し直すことができます。「勤怠データ再計算」の手順はこちらの記事をご参照ください。

 

ご注意

「変形労働タイプ:フレックス」を選択している場合、清算期間内の古い月から順に勤怠データ再計算を行ってください。

例えば、「月別基準時間設定」の画面で、4月の「清算月数」で「3ヵ月」を選択した場合、清算期間は4月、5月、6月の3ヶ月間になります。4月→5月→6月の順に勤怠データ再計算を行ってください。

 

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勤怠管理から給与計算までシームレス管理!「計算式設定」のご紹介

KING OF TIME 勤怠管理をご利用のお客様であれば無料で利用できるKING OF TIME 給与をご存知ですか?KING OF TIME 給与の「計算式設定」では、KING OF TIME 人事労務の給与規定で設定した「支給項目」と「協定控除項目」の計算式を編集できます。この計算式にはKING OF TIME 勤怠管理の勤怠項目も設定可能です。計算式に勤怠項目を設定すると、給与計算時にKING OF TIME 勤怠管理の各集計値を自動取得します。これによって、勤怠管理から給与計算までのシームレスな一元管理を可能にします!

 

計算式設定の全般的な仕様は管理者マニュアル「第2章 KING OF TIME 給与」をご参照ください。

 

計算式の設定例

計算式設定の一例をご紹介します。

 

時給制の基本給など、所定時間に応じて計算する

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KING OF TIME 人事労務で従業員ごとに設定した「基本給」の単価と、KING OF TIME 勤怠管理で集計した「所定時間」を自動取得し乗算します。

 

技能手当など、会社独自の手当を固定で計算する

KING OF TIME 人事労務で従業員ごとに設定した「技能手当」の単価を自動取得します(詳細はこちら)。

 

在宅手当など、在宅勤務回数に応じて計算する
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KING OF TIME 人事労務で従業員ごとに設定した「在宅手当」の単価と、KING OF TIME 勤怠管理の補助項目スケジュール汎用フラグを使用してカウントした回数を自動取得し乗算します(詳細はこちら)。

※回数の集計項目をカスタムデータ項目設定に作成する必要があります。

 

書籍代手当など、使用した金額に応じて計算する

KING OF TIME 人事労務で従業員ごとに設定する「書籍代手当」の単価を0円とし、KING OF TIME 勤怠管理の補助項目を使用して集計した金額を自動取得します(詳細はこちら)。

※金額の集計項目をカスタムデータ項目設定に作成する必要があります。

 

月のみなし残業時間の超過時間を残業割増対象として計算する

KING OF TIME 勤怠管理で「月のみなし残業時間」を設定し、「月のみなし残業時間」を超過した時間をカスタムデータ項目設定にて算出し、残業割増対象とします(詳細はこちら)。

 

利用開始方法

全権管理者アカウントでKING OF TIME 勤怠管理にログインし、スイッチャーが表示されているかどうか、スイッチャーに「給与」のアイコンが表示されているかどうかをご確認ください。

 

表示されている場合

すでにアカウントが用意されていますので、クイックスタートガイドをご参照のうえ、事前設定を行ってください。
※2024年4月1日以降にKING OF TIME 勤怠管理を利用開始した直販のお客様は、シリーズ製品のアカウントも同時に発行されています。

 

表示されていない場合

こちらのお申し込みフォームよりお申し込みください。

※KING OF TIMEシリーズの4つのサービスのアカウントが同時発行されます。1つだけ申し込むことはできません。なお4サービスすべてにおいて追加料金はかかりません。

 

販売店とご契約のお客様

お申し込みの後、販売店ご担当者様へご一報をお願いします。

 

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