給与・賞与明細に記載する明細項目やその配置などは、給与明細レイアウト設定画面で設定します。
レイアウトの作成後に、給与計算システムに追加した明細項目(支給項目、控除項目など)については、レイアウトへの追加作業が必要です。本記事では既存レイアウトに明細項目を追加する方法の詳細を説明します。
※レイアウトに未設定の明細項目が含まれる給与データ(CSVファイル)を使って明細発行しようとすると、「以下の項目が選択されたレイアウトに含まれていません。」というエラーメッセージが表示され、操作を進めることができません。
KING OF TIME 給与 で給与計算している場合
以下の記事も併せてご参照ください。
操作前のご注意
レイアウト配置がリセットされます
明細項目の追加時には、各ボックス内の明細項目のレイアウト配置がリセットされますので、再配置が必要になります。事前に現在の配置をスクリーンショットなどで記録しておくことをおすすめします。
また、再配置を1回で済ませるために、追加予定の項目はまとめて一度に追加することをおすすめします。
例外:デフォルトレイアウトの配置はリセットされません
例外として、以下のデフォルトレイアウトについては、明細項目の追加後も各ボックス内の明細項目の配置が維持されます。
- 賞与明細(弥生給与用)
- 給与明細(弥生給与用:パート・アルバイト)
- 給与明細(弥生給与用:正社員)
明細項目は1ボックスにつき18項目以内
ボックス内の明細項目が18項目を超えるとPDF明細のレイアウトが崩れます。1つのボックスにつき18項目以内で設定することをおすすめします。
【手順1】CSVファイルの準備
すでに明細レイアウトに設定している明細項目(※)と、新たに追加したい明細項目の両方が入力された給与データ(CSVファイル)を用意します。
- 実データが手元にない場合は、項目行だけのデータでもレイアウト修正に使用できます(金額や日数などの実データは必須ではありません)。
- 「従業員ID列」以外の明細項目の並べ順は不問です。
※設定済みの明細項目名は、管理画面 > 設定 > 業務設定 > 給与明細レイアウト設定 > 対象レイアウトの[編集] > [明細項目]タブ で確認できます。各ボックス内に配置されている項目名と、「項目一覧」に残っている項目のうち必要なものを入力してください。
スプレッドシートでの入力例
テキストエディタでの入力例
ご注意
- 新たに追加したい明細項目だけが入力されたCSVファイルをレイアウト修正に使用すると、すでに明細レイアウトに設定している明細項目が消えてしまいます。明細に表示したいすべての明細項目が入力されたCSVファイルをご用意ください。
- 同一名称の明細項目を複数入力しないようご注意ください。複数入力した場合、給与データをアップロードする際に、先にある項目のデータのみ反映されます。
例:「勤怠」カテゴリの「残業」項目に残業時間、「支給」カテゴリの「残業」項目に残業手当をアップロードした
→両カテゴリの「残業」項目に残業時間のデータが反映されます。
KING OF TIME 給与 と連携する場合
こちらを参考に、給与規定の設定(KING OF TIME 人事労務)や、計算式設定(KING OF TIME 給与)などを行います。その後、以下の手順でCSVファイルを取得してください。
KING OF TIME 給与 の 管理画面 > 給与または賞与計算 > 「締め日グループ」と「対象年月※」を選択 >[計算結果の表示]をクリック > 右上の[⋮]をクリック > 明細発行用CSV出力をクリック
※「対象年月」が未確定の場合は出力できません。確定した状態で操作してください。
【手順2】CSVファイルのアップロードと明細項目の再配置
対象レイアウトに、用意したCSVファイルを再アップロードし、明細項目を再配置します。
ご注意
未配信の明細に使用されている既存レイアウトにはCSVファイルをアップロードできません(その他の操作は可能)。配信完了後、または業務一覧 > 進捗一覧 から対象の明細発行業務を削除した後に操作してください。
1. KING OF TIME 人事労務 の 管理画面 > 設定 > 業務設定 > 給与明細レイアウト設定 を開きます。対象レイアウトをマウスオーバーして[編集]をクリックします。
2. 「ファイルを選択」をクリックし、前述の【手順1】で用意したCSVファイルを選択します。
3. 「従業員ID列」と「取込項目行」を指定し、[アップロード]をクリックします。
4. アップロードが完了すると、CSVファイルに含まれる明細項目がすべて、[明細項目]タブ > 項目一覧 に表示されます。
※「勤怠」「支給」など、各ボックス内の明細項目の配置はリセットされ空欄になります。ただし「操作前のご注意」で述べた通り、デフォルトレイアウトの配置はリセットされずに残ります。
5. マウスを使い、明細項目を各ボックスにドラッグ&ドロップで配置します(1ボックス18項目以内)。
6. 明細項目名の上をクリックすると「明細項目設定」ウィンドウが表示され、以下の内容を設定できます。設定内容を保存するときは[保存]を、設定を中止するときは[キャンセル]をクリックしてください。
| 番号 | 項目名 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | インポートした項目名 | CSVファイル上の項目名が表示されます。 |
| 2 | 表示する項目名 | 明細上に表示する項目名を任意の名称に変更できます。 |
| 3 | 値が0の場合の表示方法 | 値が「0」の明細項目の表示方法を、次の中から選択できます。 0のまま表示する 値が「0」の場合も明細項目名を表示し、0と記載します。 項目名のみ表示する 値が「0」の場合は明細項目名のみを表示します。 何も表示しない 値が0の場合は明細項目ごと非表示になります。こちらがデフォルト設定となります。 ※レイアウトに設定済みの明細項目が明細発行用CSVファイルに含まれていない場合、エラーにはならず、上記「値が0の場合の表示方法」の設定に従って表示されます。 |
| 4 | 削除する | クリックすると、対象の明細項目はボックス内から削除され、項目一覧に戻ります。 |
| 5 | 複製 | クリックすると、明細項目のコピーが配置できるようになります。同じ明細項目を複数箇所に配置したい場合に使用します。 |
7. 設定が完了したら、画面右上の [保存]をクリックします。これで給与明細レイアウトの修正は完了です。
ご注意
明細発行時の給与データには、レイアウトに設定済みの明細項目のみが入力されたCSVファイルをご利用ください。ただし、レイアウトに設定済みの明細項目が明細発行用CSVファイルに含まれていない場合はエラーにはなりません。
- 明細発行用CSVファイルに「レイアウト未設定の項目」が含まれる → エラーになります
- レイアウト設定済みの項目が明細発行用CSVファイルに含まれていない → エラーにはならず「空白=0」として扱われます