パスワードポリシーとは、パスワードに使用できる文字数や文字種の組み合わせなどのルールです。「パスワードポリシー設定」にて、ルールを独自に設定できます。
「パスワードポリシー」は、設定 > その他 > オプション > 「企業情報」カテゴリ >「パスワードポリシー設定」で設定できます。設定後、管理画面、従業員画面(タイムカード)にログイン・遷移すると、パスワードの再設定画面が表示されます。
ご注意
- 管理者パスワードポリシー、従業員パスワードポリシーいずれか片方だけを変更した場合であっても管理者画面、従業員画面(タイムカード)にログイン・遷移時にはパスワード再設定画面が表示されます。
- 該当項目が表示されない場合は、サポートセンターへ「パスワードポリシー設定機能」の追加をご依頼ください。
パスワードポリシーの設定方法
設定項目について解説します。
管理者パスワードポリシー
全権管理者、一般管理者のログインパスワードに関するパスワードポリシーを設定します。
従業員パスワードポリシー
従業員のパスワードに関するパスワードポリシーを設定します。
項目詳細
項目名 | 説明 |
---|---|
最小文字数 | パスワードに設定できる最小桁数を設定します。6~35桁を選択できます。 |
文字種組合せ | 文字種とは以下の4種を指します。
文字種が1種だけでもパスワードを設定できます。 2~4種類以上 上記4種のうち2~4種以上が混在したパスワードの設定が必要です。 |
ログインIDまたはコードと同一 | ログインIDや管理者コード、従業員コードと同一のパスワードの設定を禁止するかどうかを選択します。 なお、管理者のログインIDは「企業コード」+「1」+「管理者コード」で構成されます。従業員のログインIDは「企業コード」+「3」+「従業員コード」で構成されます。 |
禁止ワード | 「利用する」を選択すると、画面最下部に「禁止ワード登録」の入力欄が表示されます。 「123456」や「password」など推測されやすい簡易な文字列を禁止ワードに登録できます。 |
有効期間 | パスワードを利用できる期間を設定します。有効期間を過ぎた後にログインすると、ログイン時にパスワード変更画面が表示されます。 |
再利用制限 | パスワード変更時、過去に設定したことがあるパスワードを再利用できるかどうかを設定します。制御の方法には「世代制限」と「期間制限」の2つがあります。 世代制限を利用する場合 パスワードを1回変更するごとに、1世代経過したものとカウントします。変更前のパスワードは1世代前のパスワードと判定し、もう一度パスワードを変更すると、2世代前のパスワードと判定します。 たとえば「1世代前まで再利用不可とする」と設定した場合、パスワードを変更する際に、現時点で使用しているパスワードは再設定できません。 期間制限を利用する場合 パスワード設定後の経過期間を基に、パスワードの再利用を制限します。 たとえば「12ヶ月前まで再利用不可とする」と設定した場合、過去12ヶ月以内に設定したことのあるパスワードは設定できません。 |
アカウントロック | ログイン失敗の許容回数を設定します。ここで設定した回数ログインに失敗するとアカウントをロックします。管理画面、従業員画面(タイムカード)、Myレコーダーが対象です。 ロック解除の手順はこちらをご参照ください。 |
パスワードポリシーを変更した後の挙動について
管理画面 / 従業員画面(タイムカード)への影響
管理者 / 従業員パスワードポリシーのいずれか片方だけであってもパスワードポリシーを変更後に、管理画面、従業員画面(タイムカード)にログイン・遷移すると、パスワードの再設定画面が表示されます。下図の赤枠のように表示される「パスワードポリシー」に従ってパスワードを再設定してください。
タイムレコーダーへの影響
各種タイムレコーダーの「パスワード打刻」:「パスワードポリシー」の変更は、パスワード打刻には影響しません。従業員画面へのログイン・遷移時にパスワードを再設定したら、次に打刻するときから新しいパスワードを利用します。
スマートフォンアプリ(従業員用)/Myレコーダー:「パスワードポリシー」の変更はログイン状態には影響しません。従業員画面へのログイン・遷移時にパスワードを再設定したら、次にログインするときから新しいパスワードを利用します。
スマートフォンアプリ(管理者用):「パスワードポリシー」の変更はログイン状態には影響しません。管理画面へのログイン時にパスワードを再設定したら、次にログインするときから新しいパスワードを利用します。