雇用区分設定や従業員設定で「月のみなし残業時間」を設定することで、その値をカスタムデータ項目や月別データ出力に表示したり、計算対象に含めることができます。
目次
設定方法
「月のみなし残業時間」は、雇用区分設定または従業員設定で登録できます。
ポイント
雇用区分設定と従業員設定で別々の値を設定した場合、従業員設定が優先して適用されます。
雇用区分設定
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 対象区分の[編集] > 基本情報カテゴリの[詳細] > 月のみなし残業時間 に任意の時間を入力して登録します。
※00時間01分~99時間59分までの値を入力できます。
従業員設定
設定 > 従業員 > 従業員設定 > 対象者の[編集] > 雇用情報カテゴリの[詳細]> 月のみなし残業時間 に任意の時間を入力して登録します。
※00時間01分~99時間59分までの値を入力できます。
確認方法
「月のみなし残業時間」は、自動で集計項目として表示されたり既存集計項目に加減算されることはありません。「月別データカスタム表示項目」の設定が必要です。また、月別データ出力項目に追加する場合は「月別データ出力レイアウト項目」の設定も必要です。
月別データカスタム表示項目
「月のみなし残業時間」を集計項目として画面上に表示する、もしくは既存集計項目に加減算する場合は「月別データカスタム表示項目」を設定してください。
例えば、以下のように月別データカスタム表示項目を作成することで、「月のみなし残業時間」を超過した残業時間を確認できます。
- 下限値:0分
※下限値に「0」を設定することで、マイナス値が表示されなくなります。 - 追加する項目の選択:
+残業時間
+深夜残業時間
+法定外休日残業時間
+法定外休日深夜残業時間
-月のみなし残業時間
月別データ出力レイアウト項目
給与計算などのために「月のみなし残業時間」を月別データの出力項目に追加したい場合、「月別データ出力レイアウト項目」で項目追加してください。
補足
月別データ出力時に、「月のみなし残業時間」を既存集計項目に加減算する場合は「月別データ出力カスタム項目」を設定してください。
KING OF TIME 給与を連携している場合のご注意
KING OF TIME 給与を連携している場合は、計算式設定で追加設定する必要があります。詳細はこちらをご参照ください。