【人件費概算出力機能】単価割増率(残業時給、休日日給など)の設定方法 / 適用方法

人件費概算機能」を利用して従業員ごとの単価を登録する際の補助機能として、残業時給や深夜時給、休日日給などに対する「割増率」を設定できます。「割増率」設定後に各従業員の基本単価(所定、平日日給)を設定すれば、「割増率」に基づいてその他の単価(残業時給や法定休日日給など)が自動計算されます。

 

「割増率」は雇用区分ごとに登録できます。本記事では、「割増率」の設定方法と、「割増率」を適用して従業員ごとの単価を設定する方法を解説します。管理画面からの手動登録、またはインポートによる登録が可能です。

 

一括インポートでの登録も可能です
雇用区分ごとの割増率や、従業員ごとの基本単価を一括インポートできます。詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

目次 

 

前提

設定 > その他 > オプション > 勤怠管理設定カテゴリ > 人件費概算出力機能 にて、使用するが選択されていることが前提です。

 

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割増率の設定方法

雇用区分ごとに割増率を登録する手順を解説します。

 

1. 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 を開き、対象区分の[単価]をクリックします。[単価割増率設定]タブを開きます。

 

2. 単価割増率設定画面が表示されます。日給計算の場合は「平日日給」、時給計算の場合は「所定」が基本単価となります。基本単価項目以外の項目に対して割増率を入力します。

 

日給単価割増率

各項目に対し、平日日給を1.00倍として考えた場合の割増率を入力します。

※「平日日給」は基本単価となるため、割増率を入力できません。

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入力例
・法定休日日給:1.35
・法定外休日日給:1.25
このように割増率を設定した場合、平日日給10,000円の単価登録をすると、法定休日日給:13,500円、法定外休日日給:12,500円と計算されます。

 

時給単価割増率

各項目に対し、所定を1.00倍として考えた場合の割増率を入力します。

※「所定」は基本単価となるため、割増率を入力できません。

2023-05-29_18h11_15.png

 

入力例
・所定外:1.00
残業:1.25
深夜残業:1.50
このように割増率を設定した場合、所定1,000円の単価登録をすると、所定外:1,000円、残業:1,250円、深夜残業:1,500円と計算されます。

 

3. [登録]をクリックします。

※[登録]をクリックしなければ、設定内容が保存されませんのでご注意ください。

 

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割増率の適用方法(従業員ごとの基本単価設定)

本記事の「割増率の設定方法」で設定した割増率を適用して、単価を自動計算する方法を解説します。従業員ごとに基本単価を入力し、[日給単価割増設定]または[時給単価割増設定]をクリックすることで、割増率に基づいた単価が自動計算されます。

※この操作の前に、必ず雇用区分ごとの「割増率」を登録してください。

 

1. 設定 > 従業員 >  従業員設定 を開き、対象者のその他 > [単価]をクリックします。

 

2. 基本単価となる日給単価「平日日給」、または時給単価「所定」を入力します。

 

時給単価の場合

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3. 画面右側の[日給単価割増設定]または[時給単価割増設定]をクリックします。割増率に基づき、各項目の単価が自動入力されます。

 

時給単価の場合

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4. [登録]をクリックします。

 

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補足:端数の計算方法

割増率に基づいて計算した結果、単価に端数が発生する場合は、小数第1位を四捨五入して適用されます。

※ドル表示のときは小数点第三位を四捨五入します。

 

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