移動時間(外出時間)を労働時間として計上する方法(移動集計・外出打刻)

ヘルプ勤務などで、同日中に複数の所属で勤務する場合に、所属間の移動時間を労働時間として扱いたいときは、外出打刻機能をご利用ください。

 

例えば、以下のように勤務した場合に、

No. 打刻時刻 打刻種別 打刻所属
1 8:00 出勤 新橋店
2 10:00 外出開始 新橋店
3 10:10 外出終了 有楽町店
4 12:00 退勤 有楽町店

 

所属間の移動時間(10:00~10:10)を「新橋店」または「有楽町店」の勤務時間に含めて計上できます。どちらの所属の勤務時間に含めるかは、設定によって変更できます。

 

ご注意

  • 「外出打刻機能」は、中抜けや私用外出には利用できません。中抜け時間を労働時間に含めたくない場合は、中抜け開始時に「退勤」、中抜け終了時に「出勤」で打刻してください。

    中抜け時間を独自の項目で集計したい場合は、中抜け時間を時間休として扱い、その時間を休暇みなし時間としてのみ集計します。詳細はこちらの記事をご参照ください。

  • 「外出開始」打刻~「外出終了」打刻の間に「休憩開始」打刻や「休憩終了」打刻をするとエラーになります。外出中に休憩を取得する際は、従業員に休憩予定をスケジュール申請させてください。

 

目次

 

利用条件

「外出打刻機能」を利用するには、サポートセンターへ「外出打刻」と「移動集計機能」の追加をご依頼ください。

 

画面上部に戻る

 

外出打刻ボタンの表示方法

サポートセンターによって外出打刻機能が追加された後、以下の設定をご確認ください。

 

1. 設定 > 組織 > タイムレコーダー設定 を開き、「基本タイムレコーダー設定」または「所属別タイムレコーダー設定」の [編集]をクリックします。

 

2. 表示設定カテゴリ > 打刻ボタン設定 の[編集]をクリックします。

 

3. 外出開始 / 外出終了の「表示 / 非表示」欄にて、「する」を選択し、[登録]をクリックします。

2023-05-26_13h45_50.png

 

4. タイムレコーダー登録画面に戻りますので、[登録]をクリックします。

 

画面上部に戻る

 

外出打刻方法

外出開始 / 終了ボタンから打刻を行います。

 

デスクトップ版タイムレコーダーの場合

2023-05-26_13h37_39.png

 

画面上部に戻る

 

「外出時間の取り扱い」変更方法

外出時間を、どの所属の勤務時間に含めるかを変更できます。

 

1. 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 を開き、対象区分の[編集]をクリックします。

 

2. 移動勤怠カテゴリ> 外出時間の取り扱い を設定して登録します。

  • 移動前所属に計上:外出開始打刻した所属に、外出時間を計上します。
  • 移動後所属に計上:外出終了打刻した所属に、外出時間を計上します。

 

3. この変更は、すでに勤怠計算された日の集計には適用されません。過去の集計データにも変更を反映するには、勤怠データ再計算を行います。

 

画面上部に戻る

 

関連記事

同日中に複数拠点で勤務した際の、拠点ごとの労働時間集計方法(移動集計機能)

 

画面上部に戻る

この記事は役に立ちましたか?
3人中2人がこの記事が役に立ったと言っています