「子の看護休暇」や「介護休暇」、独自に作成した「慶弔休暇」などの休暇を手動付与する方法は、3通りあります。それぞれの手順を以下に解説します。
※休暇の作成方法についてはこちらをご参照ください。
目次
1. 従業員ごとに付与する
※この操作には、従業員設定に対する「閲覧・編集」権限が必要です。
1. 全メニュー > 休暇管理 > [表示] > 対象者の[詳細]をクリックします。
2. 対象休暇名が表示されているグレーのバーをクリックすると、入力欄が開きます。
3. 「付与日」、「付与日数」を入力して、[保存]をクリックします。
2. 特定の日付で一括付与する
※この操作には、従業員設定に対する「閲覧・編集」権限が必要です。
1. 全メニュー > 休暇管理 を開きます。
2. 対象所属、対象雇用区分、対象「休暇区分」を選択して[表示]をクリックします。
3. [一覧編集]というボタンが表示されるので、クリックします。
4. 「休暇付与日」を変更し、もう一度[表示]をクリックします。左上の「付与対象日は〇〇〇〇/〇〇/〇〇です。」の日付が、指定した付与日になっていることを、必ずご確認ください。
5. 「付与増減日数」に付与日数を入力します。表示されている従業員全員に同じ付与を行なう場合、最上段に付与日数を入力してから[コピー]をクリックすると、全員に同じ付与日数がコピーされます。
6. [登録]をクリックします。
3. CSVインポートする
※この操作には、すべての所属と雇用区分の 従業員設定に対する「閲覧・編集」権限が必要です。
入力レイアウトを作成する(初回のみ)
休暇付与データを初めてインポートする場合は、全メニュー > エクスポート/インポート > データ入力(インポート)カテゴリ > 従業員データ[CSV] の「入力レイアウト作成」 > [+新規作成]より、以下の通りレイアウトを作成します。
項目名 | 説明 |
---|---|
レイアウト名 | 「(該当休暇名)付与」といったレイアウト名を設定します。 |
使用区分 | 「更新のみ」を選択します。 |
選択できる項目 | 「従業員コード」「休暇付与日(YYYY/MM/DD)」「(該当休暇名)付与日数 」の3つを選択します。 |
備考 | レイアウトについての説明を記入できます。 |
補足
「備考」に記入した内容は、従業員データレイアウト設定画面の「備考」欄とインポート画面の「備考」欄に表示されます。レイアウト編集やインポートの際、該当レイアウトの判別にご利用ください。
休暇付与データをインポートする
1. 全メニュー > エクスポート / インポート > データ入力(インポート)カテゴリ > 「従業員データ[CSV]」をクリックします。
2. 該当レイアウトを選択し、[入力用テンプレートのダウンロード]をクリックします。
3. ダウンロードしたテンプレートファイルを開き、テンプレートに沿ってデータを作成します。
項目名 | 説明 |
---|---|
従業員コード | 対象者の従業員コードを入力します。 |
休暇付与日(YYYY/MM/DD) | 休暇の付与日をYYYY/MM/DD形式で入力します。 例:2021年4月1日 → 2021/04/01 |
(該当休暇名)付与日数 | 休暇の付与日数を入力します。 |
4. 保存したファイルを「従業員データ[CSV]」画面で選択して[アップロード]をクリックすると、確認画面が表示されます。[登録]をクリックするとインポートを開始します。
入力項目が空の場合のデータの取扱い
入力したCSVファイルにおいて、ある項目(例として「(該当休暇名)付与日数」)が空白だった場合に、同じ付与日の既存の付与データを【残す】か【削除する】か、選択できます。
【残す】場合は「 登録されている値そのまま残す」、【削除する】場合は「登録されている値を削除する」を選択します。
CSVファイルに空白の項目が無ければ、どちらを選択しても影響ありません。
ご注意
マイナス日数を付与すると残日数の計算が正しく行なわれない場合があります。このため、マイナス日数の付与は推奨していません。
残日数を調整したい場合は、以下のどちらかの方法でご対応ください。