時間休の最大取得可能日数や、取得単位時間の変更方法を解説します。
目次
最大取得可能日数の変更
減算タイプの休暇には、時間休として取得できる1年間の上限日数を設定および変更できます。
ご注意
時間単位休暇の取得上限を設定された場合、過去の勤怠で上限を超過していた場合も対象となります。エラーを解消するためには、過去の最大取得時間数を超過した時間単位休暇の取得実績の削除が必要です。
削除手順は、以下の通りです。
1. 管理画面トップページ > よく使うメニュー > [休暇管理] > [表示]をクリックします。
2. 該当従業員の[詳細] > 有休のグレーのバーをクリックし、エラー表示されている勤務日を確認します。
3. 管理画面トップページ > よく使うメニュー > [月別データ] > 該当従業員の[タイムカード]をクリックし、該当勤務日の[編集]をクリックします。
4. 休暇区分カテゴリの、種別:[--]、取得単位:[--]にし、保存します。
補足
1年より前の勤怠データは編集するには、サポートセンターにて編集制限の解除が必要です。
解除希望の場合は、サポートセンターへ「1年経過勤怠の編集制限」解除をご依頼ください。
変更方法
1. 設定 > スケジュール > 休暇区分設定 を開き、対象区分の[編集]をクリックします。
2. 「時間単位休暇」項目を変更して登録します。
使用する:
付与された休暇のすべてを、時間単位で取得できます。
使用する(最大1~5日分):
時間単位の休暇として取得できる、1年間の上限日数を設定します。
※減算タイプの休暇だけに表示されます。
ご注意
時間休の取得データが存在する場合は、お客様の操作画面では変更できません。サポートセンターへお問い合わせください。
結果
例えば、以下のように設定されている場合、
- 時間単位休暇:使用する(最大5日分)
- 日の契約労働時間:8時間
1年間で時間休として取得できるのは、40時間までとなります。
1年間に40時間を超えて時間休を取得しようとすると、休暇残数不足エラーになります。
※1年間の起算日がいつになるかは設定状況によって変わります。詳細はこちらの記事をご参照ください。
ご注意
ご利用環境によっては、半休取得で生じた半日(0.5日)の休暇残日数を時間休として取得できない場合があります。時間休の取得可能上限に到達していないのに、時間休の休暇残数不足エラーが出る場合は、こちらの記事をご確認ください。
取得時間単位の変更
時間休を1回につき何時間ずつ取得するか、取得時間単位の設定が可能です。
変更方法
1. 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 を開き、該当区分の[編集]をクリックします。
2. 休暇関連カテゴリの[詳細]を展開し、「時間休暇の取得時間単位」を設定します。「1分」「15分」「30分」「1時間」「2時間」「3時間」「4時間」のいずれかを選択できます。
※有休の場合は分単位を設定できません。
3. [登録]をクリックします。
結果
例えば、以下のように設定されている場合、
- 時間休暇の取得時間単位:2時間
- 日の契約労働時間:8時間
1度に取得できるのは、2時間、4時間、6時間、8時間のいずれかとなります。
勤務データ編集にて1時間だけ取得しようとすると、下図のエラーになります。
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