以下の設定方法をご確認いただき、連携を行ってください。
ご注意
PCA給与では項目名と項目に紐づくルール(割増率を×1.5⇒×0.25に変更など)を変更できますが、本記事ではデフォルトの設定内容を記載しております。
機能概要
KING OF TIMEから勤怠情報をCSVデータで出力し、PCA給与にインポートすることで連携できます。連携した情報をもとに、給与計算を行います。
事前準備
KING OF TIMEから出力するため、連携項目を含む出力レイアウトを作成します。
1. KING OF TIME ログイン > よく使うメニュー「エクスポート/インポート」 > 月別データ「出力レイアウト作成」 > 「新規作成」をクリックします。
2. レイアウト名「PCA給与DX連携用」など、任意の名称を設定します。
3. 「表示項目」で出力項目を選択します。
下記「連携項目」の「KING OF TIME」列の項目を選択し、[登録]します。
※PCA給与にインポートする項目、順序は定められています。同じ項目、順序で選択してください。
※「--空白--」も同じ数選択してください。
連携項目
PCA給与 | 割増率 | KING OF TIME |
備考 |
---|---|---|---|
社員コード | 従業員コード | ||
要勤務日数 | --空白-- | 勤務予定日数です。PCA給与で設定するため、KING OF TIMEでは設定不要です。 | |
要勤務時間 | --空白-- | 勤務予定時間です。PCA給与で設定するため、KING OF TIMEでは設定不要です。 | |
出勤日数 | 総出勤日数 | ||
出勤時間 | 所定時間 | ||
事故欠勤日数 | 欠勤取得日数 | ||
病気欠勤日数 | --空白-- | ||
代休特休日数 | 代休取得日数 | ||
休日出勤日数 | 法定休日出勤日数+法定外休日出勤日数 | 「月別データカスタム項目」機能を使用し、1つの項目として合算してください。(※3) | |
有休消化日数 | --空白-- | ||
有休残日数 | --空白-- | ||
残業平日普通 | 125% | 残業時間(+所定外) | 所定外の割増率が異なる場合は、項目を分けてください。(※1) |
残業平日深夜 | 150% | 深夜残業時間(+深夜所定外) | 深夜所定外の割増率が異なる場合は項目を分けてください。(※2) |
残業休日普通 | 125% |
法定外休日残業時間 +法定外休日所定 +法定外休日所定外 |
「月別データカスタム項目」機能を使用し、1つの項目として合算してください。(※3) 「法定外休日~時間」が表示されていない場合、勤怠項目設定統一機能の追加が必要です。 |
残業休日深夜 | 150% |
法定外休日深夜残業時間 +法定外休日深夜所定 +法定外休日深夜所定外 |
「月別データカスタム項目」機能を使用し、1つの項目として合算してください。(※3) 「法定外休日~時間」が表示されていない場合、勤怠項目設定統一機能の追加が必要です。 |
残業法定休日 | 135% | 法定休日残業時間 +法定休日所定 +法定休日所定外 |
「月別データカスタム項目」機能を使用し、1つの項目として合算してください。(※3) 「法定休日~時間」が表示されていない場合、勤怠項目設定統一機能の追加が必要です。 |
残業法定深夜 | 160% | 法定休日深夜残業時間 +法定休日深夜所定時間 +法定休日深夜所定外時間 |
「月別データカスタム項目」機能を使用し、1つの項目として合算してください。(※3) 「法定外休日~時間」が表示されていない場合、勤怠項目設定統一機能の追加が必要です。 |
遅刻早退回数 | 遅刻早退回数 | ||
遅刻早退時間 | 遅刻早退時間 | ||
有休日数消化 | 有休取得日数 | ||
有休時間消化 | 有休時間休取得時間 | ||
有休日数残 | 有休残日数 | ||
有休時間残 | 有休残時間 | ||
有休可能時間 | --空白-- | ||
残業平日普通45下 | 125% | --空白-- | |
残業平日普通45超 | 125% | 割増残業時間 | 割増残業機能を利用しない場合は「--空白--」を設定してください。 |
残業平日普通60超 | 150% | 割増残業時間2 | 割増残業機能を利用しない場合は「--空白--」を設定してください。 |
残業平日普通代休 | 125% | --空白-- | |
残業平日深夜45下 | 150% | --空白-- | |
残業平日深夜45超 | 150% | 割増深夜残業時間 | 割増残業機能を利用しない場合は「--空白--」を設定してください。 |
残業平日深夜60超 | 175% | 割増深夜残業時間2 | 割増残業機能を利用しない場合は「--空白--」を設定してください。 |
残業平日深夜代休 | 150% | --空白-- | |
残業休日普通45下 | --空白-- | ||
残業休日普45超 | 125% | --空白-- | |
残業休日普通60超 | 150% | --空白-- | |
残業休日普通代休 | 125% | --空白-- | |
残業休日深夜45下 | --空白-- | ||
残業休日深夜45超 | 150% | --空白-- | |
残業休日深夜60超 | 175% | --空白-- | |
残業休日深夜代休 | 150% | --空白-- | |
勤怠自由時間1~10 | --空白-- | ||
勤怠自由数値1~10 | --空白-- | ||
回数1~30 | --空白-- |
※1
「所定外」の割増率が125%の場合は「残業時間」と、割増率が100%の場合は「所定時間」と合算して出力してください。合算方法は、こちらをご参照ください。「残業時間」や「所定時間」とは別に給与計算する場合、「勤怠自由時間1~10」など、PCA給与側のインポート項目と一致する順序で出力してください。
※2
「深夜所定外」の割増率が150%の場合は「深夜残業時間」と合算して出力してください。合算方法は、こちらをご参照ください。「深夜残業時間」と別に給与計算する場合、「勤怠自由時間1~10」など、PCA給与側のインポート項目と一致する順序で出力してください。
※ 3
合算方法は、こちらをご参照ください。
※ 4
「法定外休日~時間」、「法定休日~時間」が表示されず、「休日~時間」という項目のみ表示されている場合は、こちらをご参照ください。
連携のための初期設定
1. KING OF TIME ログイン > よく使うメニュー「エクスポート/インポート」 > [月別データ出力] をクリックします。
2. 出力対象年月、出力レイアウト、出力対象従業員を選択し、[データ出力] > 確認画面で[データ出力]をクリックします。
月別データ出力確認画面で「時間の区切り文字」を「:コロン」を選択し[データ出力]をクリックします。
出力レイアウトは、「事前準備」で作成したレイアウトを選択してください。
ご注意
時間の区切り文字を「:(コロン)」に変更し出力したCSVファイルをエクセルで開くと、エクセルの仕様で時刻の表示形式が変わることがあります。 コロンで出力したデータを確認・編集する際は、出力したCSVファイルを「メモ帳」で開き、編集することをおすすめします。 PCA給与DXの時間項目の形式は「99:59」です。 エクセルで編集した場合、セルの書式設定により「[h]:mm:ss」と秒数まで表示されている場合は、そのまま取り込むとエラーになります。秒数部分は必ず削除してください。
3. PCA給与DX > メインカテゴリ「随時」 > [汎用データの受入]をクリックします。
4. 取り込むCSVデータや給与月などの選択をします。
(1)「分散データ」を選択します。
(2)「給与勤怠データ」を選択します。
(3)KING OF TIME から出力したCSVデータを選択します。
(4)支給月に対応する支給月分を選択ください。
(5)上記4つを選択後、[実行]します。
5. ポップアップの確認画面が2つ表示されるので、[はい]をクリックします。
6. 「汎用データの転送」画面が表示されるので、[転送]をクリックします。
7. 転送が完了したら[閉じる]をクリックします。