昨年度の年末調整の申告内容をコピーする方法を説明します。
補足
従業員側の操作方法はこちらをご参照ください。
目次
前提条件
- 昨年度の年末調整で「保険料控除申告書」「住宅借入金等特別控除申告書」が申告されていること
- 昨年度の年末調整の進捗状況が「確定」となっていること
操作方法
以下の手順で昨年度の年末調整申告内容のコピーができます。
1. メニュー「年末調整」 > 「令和◯年分年末調整」をクリックして従業員一覧画面を開きます。
2. 対象従業員の氏名をクリックします。
3. 「提出する申告書の選択」画面の「保険料控除申告書」または「住宅借入金等特別控除申告書」に「はい」と選択します。
4. 保険料控除申告書の選択項目内に「昨年度の保険料控除申告書をコピーする」、住宅借入金等特別控除控除申告書の選択項目内に「昨年度の住宅借入金等特別控除申告書をコピーする」のチェックボックスが表示されます。
5. チェックボックスを選択後に[保存]します。
コピー対象項目
以下は、昨年度の保険料控除申告書、住宅借入金等特別控除申告書からコピーできる項目です。
保険料控除申告書
控除証明書のデータ・画像の添付以外はコピー対象項目です。
住宅借入金等特別控除申告書
- 住宅借入金等特別控除適用数
- 居住開始年月日
- 特別控除区分
- 特定取得区分
- 残高証明書を添付しない
- 控除申告書を添付しない
コピーできない原因
1. 前述の「前提条件」を満たしていない
前提条件を満たしていない場合は、「昨年度の保険料控除申告書をコピーする」、「昨年度の住宅借入金等特別控除申告書をコピーする」チェックボックスが表示されません。
2. 昨年度の保険料控除申告書に、以下のコピー対象外の内容のみ登録している
- 生命保険料および地震保険料のうち、電子的控除証明書(XMLファイル)が添付されている
- 生命保険料および地震保険料のうち、団体保険に設定されている
- 企業型年金加入者掛金で、従業員による編集を不可と設定している
昨年度に証明書を参照し手入力で登録(生命保険1)と団体保険で登録(生命保険2)していた場合の例
証明書を参照し手入力で登録(生命保険1)
団体保険で登録(生命保険2)
団体保険で登録(生命保険2)した内容はコピーされず、手入力で登録(生命保険1)した内容が当年の申告書にコピーされます。
※控除証明書のデータ・画像を添付していた場合は、添付画像のみ削除されてコピーします。