IT資産管理ツール「SS1」との連携方法

以下の内容をご確認いただき、連携設定を行ってください。

 

目次

 

機能概要

KING OF TIME 勤怠管理に登録されている勤怠情報や従業員情報を、SS1に連携できます。連携したデータをもとにSS1で勤怠情報、従業員情報、勤務時間とPCのログオン/ログオフ時間との乖離を確認できます。

 

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事前準備

KING OF TIME 勤怠管理とSS1、両方のアカウントが必要です。

また、KING OF TIME 勤怠管理とSS1を連携する前に、KING OF TIME 勤怠管理の「従業員コード」をSS1の機器情報に登録する必要があります。

 

KING OF TIME 勤怠管理側での準備

新規アクセストークンを発行します。

※admin全権管理者および全権管理者だけが可能な操作です。

 

1. 設定 > その他 > オプション > 外部サービス連携カテゴリ > KING OFTIME WebAPI 連携設定の、[連携設定] > [+新規アクセストークン発行]をクリックします。

 

2. 「用途」を任意の内容で入力します。

 

3. API権限情報 > 「従業員データ」「日別勤怠データ」「企業データ」のReadにチェックを入れ、[登録]をクリックします。

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SS1側での準備

サービスのお申し込み

SS1とのご契約や設定でご不明点がある場合、以下へお問い合わせください。

SS1 サポートデスク

  • お問い合わせ先 URL:https://www.dos-osaka.co.jp/ss1/
  • メールアドレス:helpdesk@dos-osaka.co.jp
  • 電話番号:0120-974-143
  • 営業時間:平日 9:00~17:30

 

「従業員コード」の登録

1. SS1 管理クライアント画面で、メインパネルの「機能別」タブ [機器管理] > [機器管理] > [機器一覧 ]をクリックします。

 

2. 一覧に表示された機器をダブルクリックし、機器情報編集画面を開きます。

 

3.「備考」タブにある任意の備考()に紐づけする KING OF TIME 勤怠管理の「従業員コード」を入力し、登録します。

※「従業員コード」を入力する備考は、後述の「連携のための初期設定」にて選択します。

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連携のための初期設定

SS1 KING OF TIME 連携設定ツールを起動し、連携設定を行います。

 

メイン画面

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項目名 説明
サーバー名(SS1 データベース設定) データ取込先のSS1データベースのサーバー名を指定します。
※IP アドレス可
データベース名 データ取込先のSS1データベースのデータベース名を指定します。
[接続]ボタン

SS1データベース設定で設定したデータベースに接続し、本ツール上に下記の情報を表示します。

以下の情報が自動で表示されます。

  • プロキシサーバー設定(表示/非表示切替)
  • 従業員コード(表示設定になっている備考をコンボボックスに設定)
  • データ取込項目設定画面の取込先(表示設定になっている備考をコンボボックスに設定)
LAN にプロキシサーバーを使用する

管理クライアントのSS1プロキシサーバー設定画面のプロキシサーバー設定区分で「個別設定」が選択されている場合のみ、プロキシサーバー設定が表示されます。

新規で設定が必要な場合、または表示されたプロキシサーバーと異なるサーバーを使用する場合は手動で情報を入力してください。

  • チェック OFF:LAN にプロキシサーバーを使用しない
  • チェック ON:LAN にプロキシサーバーを使用する
サーバー名(プロキシサーバー設定)

プロキシサーバーのサーバー名を設定します。

ポート番号

プロキシサーバーのポート番号を設定します。

アクセストークン

 KING OF TIME 勤怠管理で発行したアクセストークンを設定します。

「認証チェック」ボタン

設定したアクセストークンで認証に成功するかチェックします。

従業員コード

KING OF TIME 勤怠管理のデータとSS1の機器情報を紐づけるための従業員コードを、SS1の機器情報のどの備考欄に登録するかを指定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考欄の名称が変更されている場合も、デフォルトの名称である備考 XXX で表示します。

締め日

締め日を設定します。

KING OF TIME 勤怠管理の休憩開始/終了を、SS1の離席/在席として取り込む

チェックがONの場合のみ、KING OF TIME 勤怠管理の休憩開始/終了を、SS1の離席/在席として取り込みます。

※SS1の離席/在席は 3件までしか登録ができないため、3件を超える場合は、後ろから数えて3件のみが取込対象となります。

KING OF TIME 勤怠管理の1日複数打刻時の間の時間を、SS1の離席/在席として取り込む

チェックが ON の場合のみ、 KING OF TIME 勤怠管理の1日複数打刻時の間の時間を、SS1の離席/在席として取り込みます。

※SS1の離席/在席は3件までしか登録ができないため、3件を超える場合は、後ろから数えて3件のみが取込対象となります。

[データ取込項目設定]ボタン

データ取込設定画面を開きます。

画面の詳細については後述の「データ取込設定画面」を参照してください。

実行時間(前日データ)設定

設定を有効にすると、前日の勤怠データを毎日1回取り込みます。

  • チェック OFF:日中タスク(前日データ)を無効にします。
  • チェック ON:日中タスク(前日データ)を有効にします。
実行時間(前日データ)

日中タスク(前日データ)の実行時間を設定します。

※以下時間帯はWEBAPIが使用できないため、実行時間として設定できません。

8:00~10:00 / 17:00~18:30

実行時間(当日データ)設定

設定を有効にすると、当日の勤怠データを毎日1回取り込みます。当日の出勤情報を確認したい場合などに設定します。

  • チェック OFF:日中タスク(当日データ)を無効にします。
  • チェック ON:日中タスク(当日データ)を有効にします。
実行時間(当日データ)

日中タスク(当日データ)の実行時間を設定します。

※以下時間帯は WEBAPI が使用できないため、実行時間として設定できません。
8:00~10:00 / 17:00~18:30

月次タスク設定
  • チェック OFF:月次タスクを無効にします。
  • チェック ON:月次タスクを有効にします。
実行日 月次タスクの実行日を設定します。
実行時間

月次タスクの実行時間を設定します。

※以下時間は WEBAPI が使用できないため、設定できません

8:00~10:00 / 17:00~18:30

[OK]ボタン

画面で設定した設定で登録、タスク更新し、ツールを終了します。

※定義ファイルは暗号化(dcpf)し、以下に保存します。

SS1 KING OF TIME 連携ツール\bin\SS1KOTDef.dcpf

[キャンセル]ボタン

ツールを終了します。

 

データ取込設定画面

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項目名 説明
所属名

勤怠情報を登録する従業員の所属名を取り込む機器情報の備考を設定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考名称が変更されている場合も、備考 XXX で表示します。

※従業員コード、他のデータ取込項目との取込先重複不可です。

性別

勤怠情報を登録する従業員の性別を取り込む機器情報の備考を設定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考名称が変更されている場合も、備考 XXX で表示します。

※従業員コード、他のデータ取込項目との取込先重複不可です。

雇用区分名

勤怠情報を登録する従業員の雇用区分名を取り込む機器情報の備考を設定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考名称が変更されている場合も、備考 XXX で表示します。

※従業員コード、他のデータ取込項目との取込先重複不可です。

従業員グループ名

勤怠情報を登録する従業員の従業員グループ名を取り込む機器情報の備考を設定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考名称が変更されている場合も、備考 XXX で表示します。

※従業員コード、他のデータ取込項目との取込先重複不可です。

勤怠情報を登録する従業員の姓を取り込む機器情報の備考を設定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考名称が変更されている場合も、備考 XXX で表示します。

※従業員コード、他のデータ取込項目との取込先重複不可です。

勤怠情報を登録する従業員の名を取り込む機器情報の備考を設定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考名称が変更されている場合も、備考 XXX で表示します。

※従業員コード、他のデータ取込項目との取込先重複不可です。

姓(カナ)

勤怠情報を登録する従業員の姓(カナ)を取り込む機器情報の備考を設定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考名称が変更されている場合も、備考 XXX で表示します。

※従業員コード、他のデータ取込項目との取込先重複不可です。

名(カナ)

勤怠情報を登録する従業員の名(カナ)を取り込む機器情報の備考を設定します。

※SS1で表示設定している備考のみ表示します。

※備考名称が変更されている場合も、備考 XXX で表示します。

※従業員コード、他のデータ取込項目との取込先重複不可です。

[OK]ボタン

データ取込項目設定を保存し、メイン画面に戻ります。

※定義ファイルへの設定更新は、メイン画面で[OK]ボタンをクリックした際に行われます。

[キャンセル]ボタン

データ取込項目設定を保存せず、メイン画面に戻ります。

 

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システム間のデータ連携

自動連携

前述の「連携のための初期設定」で設定した時刻、周期で自動的に連携が行われます。

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項目名 説明

日中タスク実行設定

(前日データ)

1日に1回、前日データを自動取得する場合は、チェックを ON にします。

1日に1回、設定した時間に前日データを自動連携します。

日中タスク実行設定

(当日データ)

1日に1回、当日データを自動取得する場合は、チェックを ON にします。

1日に1回、設定した時間に当日データを自動連携します。

月次タスク実行設定

月に1回、1ヶ月分のデータを自動取得する場合は、チェックを ON にします。

月に1回、設定した日の時間に1ヶ月分のデータを自動連携します。

実行日より前の締め日の1ヶ月前~実行日より前の締め日までが対象となりま
す。

 

ご注意

この作業は、下記WebAPI制限時間帯には行えません。
制限時間帯:8:30~10:00 / 17:30~18:30

 

※本ツールのタスク設定時間では、以下時間帯を設定できません

8:00~10:00 / 17:00~18:30

 

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連携項目

KING OF TIME 勤怠管理とSS1の各項目は以下のように対応し、連携します。

SS1  KING OF TIME 勤怠管理 備考
日付 日付  
打刻区分 打刻種別  
時刻 打刻時刻

SS1の時刻形式

HH:MM


KING OF TIME 勤怠管理の時刻形式

YYYY/MM/DD HH:MM

備考
(打刻ごとに持つ備考)
打刻所属

SS1 打刻区分
出社、外出1~3、帰社1~3、離席1~3、在籍1~3

 

KING OF TIME 勤怠管理 打刻種別

出勤、休憩開始、休憩終了、退勤
※出勤、退勤 1 日に複数回打刻可能です。
※KING OF TIME から勤怠情報を取込時は、外出1~3、帰社1~3は使用しません。
※離席1~3、在籍1~3については、SS1 KING OF TIME設定ツールの該当のオプション有効時のみ、使用します。

任意の機器情報の備考番号 所属名

 

任意の機器情報の備考番号 性別

 

任意の機器情報の備考番号 雇用区分名

 

任意の機器情報の備考番号 従業員グループ名

 

任意の機器情報の備考番号

 

任意の機器情報の備考番号

 

任意の機器情報の備考番号

姓(カナ)

 

任意の機器情報の備考番号

名(カナ)

 

 

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ご注意

日またぎの勤務について

SS1では、日をまたいだ勤務時間の管理は非対応です。

KING OF TIME 勤怠管理に記録されている出勤時刻・退勤時刻が日をまたいでいる場合は、23:59で退勤、翌日00:00 に出勤とします。00:00 以降の出勤実績に関しては、翌日の内容としてデータを取り込みます。

 

取り込み対象データについて

従業員コードが設定済みかつログオンユーザー情報が登録されているSS1機器情報に対して、KING OF TIME 勤怠管理の情報が取り込まれます。

 

SS1 エージェントがインストールされていない機器でも取込先の対象となりますが、オフライン収集、PUSH、手動登録などの方法でログオンユーザー情報が設定されている必要
があります。

※SS1の本体からログレポートへの取り込みは、SS1 エージェントがインストールされている機器のみ対象となります。

 

KING OF TIME 勤怠管理で修正・削除した打刻データについて

SS1への取り込み後に KING OF TIME 勤怠管理側の打刻情報に変更があれば、その差分は再度SS1に取り込まれます。ただし、SS1に毎日取り込まれるのは前日および当日のデータのみとなるため、前日よりも前の打刻情報に変更があっても次にSS1に取り込まれるのは月次タスクの実行日となります。

 

また、KING OF TIME 勤怠管理上の打刻情報を削除してもSS1の該当ユーザーの情報は削除されま
せん。

 

打刻修正の反映について

ログレポートでの打刻修正の反映、再集計は、前月1日からが対象です。前月1日より前のデータは対象外となります。
(締め日より前の日を、月次タスクの実行日に設定している場合に発生)

 

  • 締め日を20日、月次タスク実行日19日に設定
  • 月次タスク実行日:10/19

→データ取得範囲が8/21~9/20になりますが、9/1より前のデータはログレポートに反映、再集計されません。

 

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