計算式設定にカスタムデータ項目を使用する方法

KING OF TIME 勤怠管理のカスタムデータ項目設定を計算式設定で使用する方法を説明します。会社独自の手当を設定する場合や、会社独自の控除を設定する場合などに活用できます。

 

目次

 

カスタム項目(数値)で回数を集計し乗算する

KING OF TIME 勤怠管理の補助項目スケジュール汎用フラグ機能を使用して、「在宅勤務」や「お弁当」などの回数をカウントし、カスタムデータ項目設定で集計している場合、その集計した回数を手当や控除の額に乗算する方法を説明します。

 

手順

1. メニュー > 設定 > 計算式設定を開きます。

 

2. 締め日グループを選択 > [データ取得] > [編集]をクリックします。

 

3. 該当の手当や控除(本項目では「在宅手当」とします)に、カスタマイズ項目から 「×(乗算記号)」を、データ項目から「勤怠項目(その他)」を計算式にドラッグします。

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4. 勤怠項目(その他)の編集ボタン(ペンマーク)をクリックします。


5. カスタムデータ項目設定で設定された項目が表示されますので、回数を集計している項目を選択し、[保存]をクリックします。

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6. 該当の手当にチェックを入れて[保存]をクリックします。

 

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カスタム項目(数値)のみを使用する

KING OF TIME 勤怠管理で補助項目を使用して「書籍代」や「お弁当代」などの金額をカウントし、カスタムデータ項目設定で集計している場合、その集計した金額をそのまま手当や控除の額として反映する方法を説明します。

 

事前設定

KING OF TIME 人事労務で以下の設定を行ってください。

  • 企業情報 > 給与規定 で該当の手当や控除で「一律(単価入力)」をし、「0円」で入力し登録。

 

手順

1. メニュー > 設定 > 計算式設定を開きます。

 

2. 締め日グループを選択 > [データ取得] > [編集]をクリックします。


3. 該当の手当や控除(本項目では「書籍代手当」とします)に、カスタマイズ項目から 「+(加算記号)」を、データ項目から「勤怠項目(その他)」を計算式にドラッグします。

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4. 勤怠項目(その他)の編集ボタン(ペンマーク)をクリックします。

5. カスタムデータ項目設定で設定された項目が表示されますので、必要な項目を選択し、[保存]をクリックします。

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6. 該当の手当にチェックを入れて[保存]をクリックします。

 

複数のカスタムデータ項目を合算して支給したい場合

例)カスタムデータ項目で「書籍代」「弁当代」「出張費」を集計し、その合計額を「立替経費精算」として支給項目にまとめたい場合

 

前述の事前設定と同様の手順で、支給項目「立替経費精算」を作成します。

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手順を参考に、計算式設定を行います。

※「立替経費精算」として支給したいカスタムデータ項目を式に追加してください。

 

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