アラート設定の「時間帯アラート」を利用すると、勤務日種別が異なる日をまたぐ勤務(例:平日から法定休日)が発生した際にアラートを表示できます。
このアラートは、スケジュール(予定)または打刻(実績)に対して適用されます。
また、通知設定と組み合わせることで、管理者や従業員にメールで通知することも可能です。
目次
事前設定
事前にアラート機能がオンになっていることが前提です。
1. 設定 > その他 > オプション を開きます。
2. 勤怠管理設定カテゴリの「アラート機能」を「使用する」にして登録します。
設定方法
1. 設定 > 画面表示 > アラート設定 を開きます。
2. [時間帯アラート登録]をクリックします。
補足
[時間アラート登録]をクリックすると、集計時間が一定の数値を超過または不足した勤怠のアラートを作成します。[日数アラート登録]をクリックすると、集計日数(回数)が一定の値を超過または不足した勤怠のアラートを作成します。詳しくはこちらの記事をご参照ください。
3. 以下の各項目を設定します。
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | アラート名 | アラートの名称を100文字以内で入力します。 |
2 | アラート種別 |
今回は「0時基準で勤務日種別をまたぐ場合」を選択します。これによって、出退勤予定時刻または打刻実績が勤務日種別が異なる日をまたいだ場合(例:平日から法定休日)にアラートが表示されるようになります。 「任意の時間帯」を選択した仕様はこちらをご参照ください。 |
3 | 対象区分 | 「予定」または「実績」を選択します。
|
4 | アラート | 「平日・法定外休日・法定休日の3つの勤務日種別のうち、他の勤務日種別へ日をまたぐケースを選択してください。チェックを付けた項目がアラートの対象になります。 平日から平日など、同じ勤務日種別をまたぐ場合のアラートは設定できません。 |
5 | 表示色 |
アラート表示する際の背景色を指定します。 ※この項目は、対象区分を「実績」に設定した場合のみ表示されます。 |
必要があれば、アラート対象とする従業員の年齢や性別も指定できます(詳しくはこちら)。
4. アラート対象とする雇用区分と所属を選択して、[登録]をクリックします。
補足:優先順位について
同じ集計項目に対して複数のアラートを設定している場合は、優先順位の設定が必要です。「優先順位」を間違えると希望通りのアラート表示がされなくなりますので、必ず確認し、設定してください。詳細はこちらをご参照ください。
アラート確認方法(予定の場合)
対象区分を「予定」とした場合の、時間帯アラートの表示方法を解説します。
1. 管理画面ホーム > 全メニュー > エラー勤務 を開き、[アラート]タブをクリックします。
2. 対象区分にて「予定」を選択して表示すると、アラートに該当する対象者の一覧を確認できます。
アラート確認方法(実績の場合)
対象区分を「実績」とした場合は、タイムカード画面と、エラー勤務画面でアラートを確認できます。
タイムカード画面
アラートに該当する打刻欄が、指定したアラート色に表示されます。
エラー勤務画面
1. 管理画面ホーム > 全メニュー > エラー勤務 を開き、[アラート]タブをクリックします。
2. 対象区分にて「実績」を選択して表示すると、アラートに該当する対象者の一覧を確認できます。
通知設定
作成したアラート設定は、基準値を満たしたタイミングで、 管理者や従業員にメール通知することも可能です。通知設定の設定方法はこちらの記事をご参照ください。