通勤手当の計算基礎算入方法

計算基礎へ通勤手当を含める場合の、適用条件、設定方法、注意点を解説します。

 

ご注意

通勤手当は「割増賃金の計算基礎となる賃金」から除外できるものとされていますが、本記事では含めたい場合の設定方法を解説します。

 

目次

 

適用条件

KING OF TIME 人事労務 > 従業員一覧 > 対象者をクリック > [通勤]タブ > 通勤手当の支給間隔 にて、次のいずれかを設定している従業員が適用対象です。

  • 1ヶ月
  • 3ヶ月
  • 6ヶ月

 

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設定方法

KING OF TIME 人事労務 と KING OF TIME 給与 で、それぞれ次のように設定してください。

 

KING OF TIME 人事労務

KING OF TIME 人事労務 > 管理画面 > 企業情報 > 給与規定 > [支給項目]タブ > [編集] > 非課税通勤手当 の詳細設定 > 該当する「◯◯の計算基礎」にチェックを入れて、保存してください。

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KING OF TIME 給与

設定 > 計算式設定 > [編集] > 計算基礎項目 より必要な計算基礎をドラッグ&ドロップし、計算式を設定してください。

 

確認方法

算入された通勤手当の計算基礎値は、KING OF TIME 給与 の従業員詳細画面で確認できます。

26021901.png

 

3ヶ月・6ヶ月の定期支給で支給対象外の月は、[編集]をクリックするとメッセージを確認できます。

 

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ご注意

計算基礎に算入される通勤手当に関しては、1ヶ月分に按分した金額を含めます。

KING OF TIME 人事労務 > 従業員一覧 > 対象者をクリック > [給与]タブ > 支給形態 での設定値によって、それぞれ次のように計算されます。

 

支給形態が「日給月給制」または「月給制(完全)」の場合

通勤手当の
支給間隔
計算方法(計算基礎への算入額) 計算例:12,000円 / 月の場合
1ヶ月 1ヶ月の金額 12,000円 / 月
3ヶ月 3ヶ月の金額 ÷ 3 12,000円 / 月 = 36,000円 ÷ 3
6ヶ月 6ヶ月の金額 ÷ 6 12,000円 / 月 = 72,000円 ÷ 6
出勤日数 計算基礎に含まれません --

 

支給形態が「日給制」の場合

通勤手当の
支給間隔
計算方法(計算基礎への算入額) 計算例:12,000円 / 月の場合
1ヶ月 1ヶ月の金額 ÷ 月の平均所定労働日数 600円 / 日 = 12,000円 ÷ 20日
3ヶ月 3ヶ月の金額 ÷(月の平均所定労働日数 × 3) 600円 / 日 = 36,000円 ÷(20日 × 3)
6ヶ月 6ヶ月の金額 ÷(月の平均所定労働日数 × 6) 600円 / 日 = 72,000円 ÷(20日 × 6)
出勤日数 計算基礎に含まれません --

 

支給形態が「時給制」の場合

通勤手当の
支給間隔
計算方法(計算基礎への算入額) 計算例:12,000円 / 月の場合
1ヶ月 1ヶ月の金額 ÷ 月の平均所定労働時間 75円 / 時間 = 12,000円 ÷ 160時間
3ヶ月 3ヶ月の金額 ÷(月の平均所定労働時間 × 3) 75円 / 時間 = 36,000円 ÷(160時間 × 3)
6ヶ月 6ヶ月の金額 ÷(月の平均所定労働時間 × 6) 75円 / 時間 = 72,000円 ÷(160時間 × 6)
出勤日数 計算基礎に含まれません --

 

  • 上記計算例における「月の平均所定労働日数」「月の平均所定労働時間」の値は一例です。
  • 複数の通勤経路が登録されている場合、各通勤経路の計算基礎の金額が合算されます。
  • 各計算基礎への算入は「非課税通勤手当」の設定を基準とします(「課税通勤手当」の設定は影響しません)。
  • 上記計算後に端数が発生した場合の処理は以下のとおりです。
    • 割増賃金の計算基礎の場合…小数点第1位四捨五入
    • 欠勤控除の計算基礎、遅刻早退控除の計算基礎の場合…小数点以下切り捨て

 

※:「通勤手当の支給間隔」に「出勤日数」などを設定している場合に、通勤手当を計算基礎に算入したいときは、こちらを参考に対応してください。
 

 

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