出勤打刻のあとに再度出勤打刻をしてしまうようなミスは、以下の機能によって抑制可能です。

• 打刻時警告
• 同一コードの再認証間隔

「打刻時警告」機能について

不整合な打刻に対して警告メッセージを表示する機能です。

※［OK］をタップするとそのまま打刻を受け付けます。［キャンセル］をタップすると打刻は記録されません。何も操作せずに20秒間経過すると、打刻を受け付けます。

設定方法

管理画面ホーム ＞ 設定 ＞ 組織 ＞ タイムレコーダー設定 ＞ 基本タイムレコーダー設定または所属別タイムレコーダー設定の［編集］＞ 動作設定カテゴリ ＞ 打刻時警告を「する」に変更します。

※「顔認証」では、この設定の有無に関わらず、常に「打刻時警告機能」が働きます。

警告メッセージ例

• 「出勤」の記録がありません。「退勤」処理を行ってよろしいですか？
• 「出勤」の記録がありません。「休憩開始」処理を行ってよろしいですか？
• 「休憩開始」の記録がありません。「休憩終了」処理を行ってよろしいですか？
• 前回（yyyy/mm/dd hh:mm）の「出勤」のあと「退勤」の打刻がありません。「出勤」処理を行ってよろしいですか？
• 前回（yyyy/mm/dd hh:mm）の「休憩開始」のあと「休憩終了」の打刻がありません。「休憩開始」処理を行ってよろしいですか？

ご注意
以下のような場合、本機能はおすすめできません。

・1人の従業員が1日のうちに複数のタイムレコーダーで打刻する場合：
タイムレコーダーが管理画面の情報と同期するタイミングによっては、他のタイムレコーダーでの打刻データが参照されず、警告メッセージが表示されることがあります。

・直行や直帰などのみなし勤務パターンを使う機会が多い場合：
みなし勤務パターンは「出勤予定」「退勤予定」を出退勤打刻として扱いますが、「打刻時警告」では「実打刻」だけが監視対象であるため、警告メッセージが表示されてしまいます。

「同一コードの再認証間隔」機能について

同一人物の連続打刻を、指定秒数受け付けない機能です。打刻直後に再度打刻した場合、エラー音とともに「既に打刻受け付け済みです」というメッセージを表示します。

※違う打刻種別で打刻しても、エラーメッセージが表示されます（出勤直後の退勤など）。

設定方法

タイムレコーダーアプリを起動し、環境設定 ＞ 同一コードの再認証間隔（秒）を設定します。3～60秒の間で設定できます。