KING OF TIME システムログとは、ワンタイムパスワードを用いた手軽で安全なWindowsログオンや、ログ記録による証跡管理(※)、勤怠管理の打刻連携機能などを提供するクラウド管理型サービスです。KING OF TIME 勤怠管理をご利用のお客様であれば、追加料金無しでご利用いただけます。
※「証跡(しょうせき)」とは業務プロセスや行動について客観的に示すための証拠のことで、それらを管理・監視する仕組みのことです。KING OF TIME システムログではログオン/ログオフと言ったPCのログが記録される点がそれにあたります。
利用開始方法
KING OF TIME システムログの利用開始方法の詳細はこちらをご確認ください。
目次
KING OF TIME システムログの構成
KING OF TIME システムログは管理画面とクライアントアプリケーションの2つで構成されています。
管理画面
管理者用の画面です。WEBブラウザよりログインして利用します。ユーザー管理や、記録されたログの閲覧を行います。
クライアントアプリケーション
KING OF TIME システムログを利用したい従業員のPCに専用のアプリケーションをインストールしてログの記録を行います。
KING OF TIME システムログの機能
主な機能は4つです。
- 1. Windowsログオンのセキュリティ強化
- 2. Windowsログオン/ログオフのログ記録(証跡管理)
- 3. KING OF TIME データ分析と連携した「勤怠差異」管理
- 4. KING OF TIME 勤怠管理と連携した勤怠打刻
※3と4はいずれか一方のみを利用可能です。
以下にそれぞれの機能を解説します。
1. Windowsログオンのセキュリティ強化
Windowsパスワードまたはワンタイムパスワードを利用してPCにログオンできます。Windowsパスワードとワンタイムパスワードを同時に利用する「二要素認証」も利用可能です。本人確認のセキュリティーを強化し、安全なPC管理を実現できます。
ワンタイムパスワードとは
一定期間ごとに新しいパスワードに変更され、一度しか使用できないパスワードのことをワンタイムパスワード(OTP)といいます。KING OF TIME システムログではスマートフォンアプリ「Google Authenticator」(Google 認証システム)などで生成したワンタイムパスワードを利用できます。
2. Windowsログオン/ログオフのログ記録(証跡管理)
Windowsへのログオン、ログオフ、ロック、アンロックなどのPC上のログを記録し、管理画面上で確認できます。これによって管理者は、従業員のPCが稼働した実績を把握できます。
3. KING OF TIME データ分析と連携した「勤怠差異」管理
KING OF TIME システムログで取得したログを、KING OF TIME データ分析と連携できます。KING OF TIME 勤怠管理で記録した打刻時刻と、KING OF TIME システムログで記録したPCのログオン/ログオフ時刻を比較し、「勤怠差異」を確認できます。詳細はこちらをご参照ください。
※KING OF TIME データ分析と打刻連携する場合は、KING OF TIME 勤怠管理との打刻連携は利用できなくなります。
4. KING OF TIME 勤怠管理と連携した勤怠打刻
KING OF TIME システムログで取得したログを、KING OF TIME 勤怠管理の打刻として使用できます。ログオン、ログオフ、ロック、アンロックといったログをKING OF TIME 勤怠管理に送信し、打刻として記録できます。KING OF TIME システムログとの連携により記録された打刻はタイムカード上で「SL」と表示されます。詳細はこちらをご参照ください。
※KING OF TIME 勤怠管理と打刻連携する場合は、KING OF TIME データ分析と連携して「勤怠差異」を利用できなくなります(打刻時刻とPCログの差異が無くなるため)。