【エクスポート】タイムカード［PDF］や月別データ［CSV］の出力データが想定と異なる場合の原因と対処方法

タイムカード［PDF］や月別データ［CSV］の出力データが想定と異なる場合の原因と対処方法を解説します。

所属名や雇用区分名が異なる

本システムは、出力時点での所属名や雇用区分名でデータ出力される仕様です。このため過去のデータを出力した際も、現在の所属名や雇用区分名で出力されます。

例 2023年9月当時は雇用区分が「営業部」だったが、タイムカード［PDF］では現在の「総務部」で出力される

当時の所属や雇用区分名でデータ出力したい場合は、次の手順でご対応ください。

1. 所属や雇用区分の異動履歴をいったん削除します。

2. データ出力画面の［日付指定］ボタンで、異動前の集計期間を指定してデータ出力します。

3. 所属や雇用区分の異動履歴を再登録します。

4. データ出力画面の［日付指定］ボタンで、異動後の集計期間を指定してデータ出力します。

補足

「従業員の履歴管理機能」を利用することで、異動履歴の削除や再登録なく、当時の所属名、雇用区分名でのデータ出力が可能です。異動が多い場合は本機能の利用をご検討ください。

雇用区分やパターンにおいて勤怠計算に関わる設定を変更している場合、管理画面と出力データの集計値が異なる場合があります。

管理画面上の集計値とデータ出力値が合わない場合は、勤怠データ再計算を実施してください。
※勤怠締め済みの場合は、再計算前に締めを解除してください。

集計期間中 / 集計期間後に勤怠計算方法が異なる別の雇用区分に異動し、異動前の勤怠データと異動後の勤怠データを分けて出力したい場合は、次の手順でご対応ください。

1. 所属や雇用区分の異動履歴をいったん削除し、勤怠データ再計算します。

2. データ出力画面の［日付指定］ボタンで、異動前の集計期間を指定してデータ出力します。

3. 異動前のデータを勤怠締めします。

4. 所属や雇用区分の異動履歴を再登録し、勤怠データ再計算します。

5. データ出力画面の［日付指定］ボタンで、異動後の集計期間を指定してデータ出力します。

補足

「従業員の履歴管理機能」を利用することで、異動履歴の削除や再登録なく、当時の雇用区分設定でのデータ出力が可能です。異動が多い場合は本機能の利用をご検討ください。

出勤先所属ごとにデータ出力したい場合は、データ出力画面で「出力オプション：従業員の勤務先で出力」にチェックを入れる必要があります。詳細についてはこちらをご参照ください。

変形労働制において変形労働設定が適用された集計を確認したい場合は、タイムカード［PDF］や月別データ［CSV］出力画面の［データ出力］押下後、「変形労働の適用：適用する」にチェックを入れてデータを出力する必要があります。

補足

「変形労働の適用：適用する」項目は、データ出力画面の［日付指定］ボタンで集計期間を指定するか、「出力オプション：従業員の勤務先で出力」にチェックを入れると表示されます。