本システムで年末調整機能のみを利用したい場合の、申告書の提出依頼メール送信方法と調整額のインポート方法を説明します。
補足
提出された申告書の確認や、税額の計算については「KING OF TIME 給与 管理者マニュアル」をご参照ください。
目次
前提
年末調整機能の利用には、KING OF TIMEシリーズの登録が必要です。登録がない場合、エラーが表示されたり、項目が空欄で出力されます。こちらの記事を参照し、登録が必要な項目を事前に登録してください。
申告書の提出依頼メールを送信する
KING OF TIME 人事労務に必要な情報が登録されていると、入社日、退職日、税区分などの条件により「未依頼」または「収集不要」に従業員のステータスが自動判定されます。以下の手順で「未依頼」の従業員に、提出依頼メールを送信します。
1. 年末調整画面 > 従業員一覧 の「依頼中」「提出済」「差戻し」「確認済」「収集不要」「確定」の ソートをクリックして解除し、「未依頼」の従業員のみを表示します。
2. 申告書の提出期限を設定します。 対象従業員のチェックボックスにチェックを入れて[選択した従業員を一括処理]をクリックし、「提出期限設定」を選択します。
3.「提出期限」欄で期限日付を設定し、[保存]ボタンをクリックします。
4. 対象従業員に申告書の提出依頼メールを送信します。 対象従業員のチェックボックスにチェックを入れて[選択した従業員を一括処理]をクリックし、「依頼・リマインド」を選択します。
5. 「メールテンプレート名称」欄で使用するテンプレートを選択し、[送信]ボタンをクリックします。メール送信後は、進捗状況が「未依頼」から「依頼中」に変わります。
補足
申告書タブを開いて対象従業員の[依頼送信]ボタンをクリックし、個別にメール送信することもできます。
ご注意
「メールアドレス検証機能」でメールアドレスが未検証の場合や、有効期限が切れている場合は依頼メールが届きませんのでご注意ください。「メールアドレス検証機能」について詳細はこちらをご参照ください。
調整額をインポートする
KING OF TIME 給与に給与情報、賞与情報が登録されていない場合、調整額として登録することで年末調整の計算対象金額にできます。対象項目は3項目です。
- 課税支給額
- 控除された社会保険料額
- 所得税額
調整額は以下の手順でインポートで一括登録できます。
1. 年末調整の従業員一覧画面にて「インポート」をクリックし、「給与調整額のインポート」を選択します。給与調整額のインポート画面で「テンプレートのダウンロード」をクリックし、 CSV テンプレートファイルをダウンロードします。
2. 保存したファイルをメモ帳や Excel などで開き、サンプルデータの通りに「従業員コード」「従業員氏名」「課税支給額」「控除された社会保険料」「所得税額」を入力して、保存します。
※従業員コード「0001」従業員氏名「年調 太郎」のサンプルデータは削除してください。
3. インポート画面の「ファイルを選択」欄をクリックして CSV ファイルを選択し、「インポート」をクリックします。確認メッセージが表示されるので[実行]ボタンをクリックします。
4. 従業員の詳細画面 > 左メニュー「本人」 > 本人と家族の情報 > 今年の所得カテゴリの「調整分」にて、調整額を確認できます。