環境によっては、スケジュールパターンの作成画面に「フレックス種別」項目が表示されることがあります。「フレックス種別」項目で「通常勤務」、「フレックス勤務」と設定した場合の違いについて、解説します。
設定箇所
設定 > スケジュール > パターン設定 > 該当パターンの [編集] > 予定カテゴリの[詳細] > フレックス種別
フレックス種別:通常勤務
雇用区分設定の「日の時間外集計」カテゴリで設定した通りに「所定」、「所定外」を計上します。
設定箇所
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 該当雇用区分の [編集] > 日の時間外集計カテゴリの[詳細]
- 所定外労働開始時間
- 所定外労働時間割当種別
例 「所定外労働開始時間:0時間0分間」「所定外労働時間割当種別:そのまま所定外として扱う」(デフォルト)設定の場合
スケジュール内の労働時間を「所定」、スケジュール外の労働時間(かつ「残業」に計上されていない時間)を「所定外」に計上します。
「所定外時間」の詳細については、こちらをご参照ください。
フレックス種別:フレックス勤務
フレックス勤務とは、1日の所定労働時間を設定しない勤務スタイルです。
「フレックス勤務」を選択した場合は、スケジュール内の労働時間、スケジュール外の労働時間(かつ「残業」に計上されていない時間)とも、「所定」に計上します。
ご注意
「フレックス種別」項目は、同じ従業員の勤務パターンで「通常勤務」と「フレックス勤務」が混在している場合に正しく勤怠集計できないことがあり、新規に本システムをご利用のお客様への提供を廃止しています。
2021年6月以前から本システムをご利用のお客様は引き続き「フレックス種別」項目をご利用いただけます。ただし、すべての勤務パターンで「フレックス種別:通常勤務」と設定すると「フレックス種別」項目が非表示となり、「フレックス種別:フレックス勤務」を設定できなくなります。
今後は「フレックス種別」項目に代わり、雇用区分設定の「深夜所定外労働時間割当種別」、「所定外労働時間割当種別」のご利用をご検討ください。