「従業員別自動スケジュール」は、従業員ごとに異なる自動スケジュールを設定する場合に利用します。勤務日種別やパターン、休暇区分などを自動的に割り当てることができます。
※所属と雇用区分の組み合わせごとに自動スケジュールを設定したい場合は「自動スケジュール設定」をご利用ください。
ご注意
本機能を利用するには、サポートセンターへ「従業員別自動スケジュール機能」の追加をご依頼ください。
※2023年6月14日以降に発行されたアカウントには、アカウント発行時から追加されています。
目次
設定方法
1. 設定 > 従業員 > 従業員設定 > 対象者の[その他(≡)]にて、「従業員別自動スケジュール」をクリックします。
2. 1ヶ月を最大6週間に分け、各週の各曜日の自動スケジュールを設定できます。「勤務日種別」や「パターン」「休暇区分」を選択して登録してください。
※ご利用状況によって、上記画像と表示項目が異なる場合があります。
操作ボタンについて
項目名 | 説明 |
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削除 | その週に設定された自動スケジュールを削除します。 |
各週へ上書き | まずは1週目だけを入力してから[各週へ上書き]をクリックすると、2週目以降に同一のスケジュールがコピーされます。週によってスケジュールが変わらない場合に利用します。 |
項目について
項目名 | 説明 |
---|---|
勤務日種別 | 「平日」「法定休日」「法定外休日」のいずれかを選択します。 |
パターン | パターン設定で作成したパターンを選択します。 |
休暇区分 |
※休暇取得方法「休暇区分使用」の場合に表示されます。 休暇区分を選択します。 |
時間帯区分 |
※時間帯区分設定機能を利用している場合に表示されます。 時間帯区分を選択します。 |
週と曜日の考え方
週と曜日の考え方は下図の通りです。
※祝日登録された日は、その週の「祝日」の箇所を参照します。
設定の削除方法
2通りの方法があります。
1. 登録内容を全て削除する
対象の従業員の従業員別自動スケジュール設定画面で[削除]をクリックします。設定した従業員別自動スケジュールを1週間分、一括削除できます。その後[各週へ上書き]をクリックすれば全てのスケジュールを削除できます。
※個別に「勤務日種別」「パターン」「休暇区分」を変更する場合は設定方法をご参照ください。
2. 一部の設定だけを削除する
削除したいスケジュールを未設定の状態(--)にしたうえで、 [登録]をクリックします。
設定のインポート / エクスポート
CSVインポートによって設定を取り込んだり現在の設定をエクスポートしたりできます。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
スケジュールの反映タイミング
「自動スケジュール設定」および「従業員別自動スケジュール設定」の反映タイミングは以下となります。
1. 自動割り当て
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 各雇用区分の[編集] > スケジュールカテゴリ > 自動スケジュールの適用日数
上記項目に1~62日の間の数字を入力した場合、翌日から設定日数後までの自動スケジュール(パターンや勤務日種別など)が、翌日未明に自動で割り当てられます。
2. 打刻時
スケジュールが登録されていない日に打刻したときは、打刻したタイミングで打刻日に対して自動スケジュールが割り当てられます。
補足
・「自動スケジュールの適用日数」を設定していない場合は、打刻時の割り当てだけが適用されます。
・すでに手動でスケジュールが登録されている日には上書きされません。
・自動スケジュール設定の内容の変更や新たに従業員別自動スケジュールを設定した場合、自動スケジュールで登録したスケジュールを上書き可能です。詳細はこちらをご参照ください。
【ご注意1】自動スケジュール設定と併用する場合
「自動スケジュール設定」と「従業員別自動スケジュール」が同時に設定されている場合は、「従業員別自動スケジュール」が優先されます。
ただし「従業員別自動スケジュール」で未設定の項目(「--」となっている項目)には、「自動スケジュール設定」が反映されます。
例
自動スケジュール設定
- パターン:A
- 勤務日種別:平日
従業員別自動スケジュール
- パターン:未設定
- 勤務日種別:法定外休日
→ 該当日には、パターン「A」、勤務日種別「法定外休日」が適用されます。
上記のような場合にパターンを未設定にしたいときは、雇用区分を別途作成して対象従業員を異動させたうえで、「自動スケジュール設定」で対応するなどの対策が必要です。
【ご注意2】隔週出勤は設定できません
本機能では隔週の出勤スケジュールを登録することはできません。
前述の通り、本機能では1ヶ月を最大6週間に分け、各週の各曜日の自動スケジュールを定めますが、月によっては1ヶ月が5週間や6週間になるためです。