以下の事前設定と設定マニュアルをご確認のうえ、連携設定を行ってください。
目次
KING OF TIME側の事前準備
連携前に、KING OF TIMEの「所属」と「雇用区分」、給与奉行クラウドの「部門データ」と「雇用区分データ」のマスターデータを一致させておく必要があります。
1. 所属設定の同期
1. 設定 > 組織 > 所属設定 > [+新規登録] をクリックします。給与奉行クラウド側の、組織規定 > 部門 と同じコードと部門名の「所属」を作成します。
給与奉行クラウド | KING OF TIME |
---|---|
2. 上記と同じ要領でKING OF TIME側に所属コード「000」、所属名「全社」の所属を新規作成します。
※所属コードは給与奉行クラウド側の設定によって桁数が変わる場合があります。
「全社」を作成する理由
給与奉行クラウドに「全社」という部門がデフォルトで存在するため、同期時の整合性を保つために必要な操作です。
補足
KING OF TIMEへの所属登録はCSVファイルのインポートでも可能です(詳細はこちら)。
給与奉行クラウドでの部門の登録方法については、以下をご参照ください。
「給与奉行クラウド i ヘルプ」 マスターの登録・各種設定 > 組織規程を登録
2. 雇用区分の同期
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > [新規作成]をクリックします。給与奉行クラウドの「雇用区分データ」と同じコードと名称の「雇用区分」を作成します。
給与奉行クラウド | KING OF TIME |
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補足
給与奉行クラウドでの区分の登録方法については、以下をご参照ください。
「給与奉行クラウド i ヘルプ」法人情報 > 区分
連携のための初期設定(PDFマニュアル)
連携には奉行クラウドApp Connectというアプリケーションを利用します。
初期設定の詳細は、以下のリンクよりマニュアルをダウンロードしてご参照ください。
※リンク先はOBC社のウェブページになります。
奉行クラウド App Connect「給与奉行クラウドコネクタ for KING OF TIME 設定マニュアル」
補足
奉行クラウド App Connectの導入についてのご相談や給与奉行クラウドのご不明点は、以下へお問い合わせください。
OBC お客様相談窓口
・Tel:0120-121-250
・お問い合わせフォーム
連携項目
上記PDFマニュアルに従って設定した場合に、KING OF TIMEと給与奉行クラウド間でデフォルトで連携する項目の一覧です。
1. 社員情報連携
給与奉行クラウド → KING OF TIME
給与奉行クラウド | KING OF TIME |
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所属 | 所属コード |
性別 | 性別 |
雇用区分 | 雇用区分コード |
社員番号 ※「給与奉行クラウドの社員番号の頭0を除去して連携する」チェックが選択されている場合、頭の0を除去する。 |
従業員コード |
氏名を全角スペースで区切った前半。 | 姓 |
氏名を全角スペースで区切った後半。区切られていない場合、_を入れる。 | 名 |
氏名(フリガナ)を全角スペースで区切った前半。 | 姓(カナ) |
氏名(フリガナ)を全角スペースで区切った後半。区切られていない場合、_を入れる。 | 名(カナ) |
入社年月日 | 入社年月日 |
生年月日 | 生年月日 |
退職年月日 | 退職年月日 |
社用e-Mail1 社用e-Mail2 個人用e-Mail1 個人用e-Mail2 | メールアドレス |
ご注意
メールアドレスをKING OF TIMEに連携した場合、そのメールアドレスに対してメールアドレス検証メールが自動送信されます。従業員が検証メール内のリンクをクリックし、メールアドレスを有効化することで、KING OF TIMEからの各種通知メールを受け取ることができるようになります(詳細はこちら)。
KING OF TIME → 給与奉行クラウド
KING OF TIME | 給与奉行クラウド |
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従業員コード | 社員番号 |
姓(カナ)、名(カナ) を全角スペースで連結 | 氏名(フリガナ) |
姓、名 を全角スペースで連結 | 氏名 |
雇用区分コード | 雇用区分 |
性別 | 性別 |
生年月日 | 生年月日 |
入社年月日 | 入社年月日 |
退職年月日 | 退職年月日 |
メールアドレス(1つ目のデータ) | 社用 e-Mail1 |
メールアドレス(2つ目のデータ) | 社用 e-Mail2 |
所属コード | 所属 |
2. 勤怠情報連携
KING OF TIME → 給与奉行クラウド
※KING OF TIME側の集計項目は、WebAPIの項目名になります。管理画面上の項目とは名称や集計内容が一致しない場合があります。
KING OF TIME | 給与奉行クラウド | 備考 |
---|---|---|
従業員コード | 社員番号 | |
総勤務日数 | 出勤日数(勤怠日数1) | KING OF TIME WebAPIでは半休取得時の勤務日数を0.5日として計算します。1日として計算したい場合は、こちらの設定が必要です。 |
総勤務日数 - 平日勤務日数 の計算結果 | 休出日数(勤怠日数2) | KING OF TIME側では半休取得時の勤務日数を0.5日として計算します。1日として計算したい場合は、こちらの設定が必要です。 |
休暇取得(有休) 休暇取得日数 | 有休日数(有休1) | |
休暇取得(有休) 時間休暇取得時間 | 時間有休(有休1-1) | 時間有休を利用しない場合は「連携しない」 |
休暇取得(代休) 休暇取得日数 | 代替休日数(代替休1) | |
欠勤日数 | 欠勤日数(勤怠日数4) | |
休日労働 残休暇日数 | 有休残(有休2) | |
休日労働 残休暇時間 | 有休残時間(有休2-1) | 時間有休を利用しない場合は「連携しない」 |
所定時間 + 所定外時間の計算結果 | 出勤時間(勤怠時間1) | |
遅刻時間 + 早退時間の計算結果 | 遅早時間(勤怠時間2) | |
残業時間 | 普通残業時間(勤怠時間3) | |
深夜残業時間 | 深夜残業時間(勤怠時間4) | |
休日労働 残業時間 | 休出残業時間(勤怠時間5) | |
所定労働時間 | 残業予備1(勤怠時間6) | |
連携設定に合わせて連携しない、あるいは勤怠時間7~10 に連携します。
|
残業予備2(勤怠時間7) | |
残業予備3(勤怠時間8) | ||
残業予備4(勤怠時間9) | ||
残業予備5(勤怠時間10) |
【補足】半休取得時の勤務日数を1日として計算する場合の設定
KING OF TIME WebAPIでは半休取得時の勤務日数を0.5日として計算します。1日として計算したい場合は、KING OF TIME側で月別カスタムデータ項目を作成し、給与奉行クラウド側でその項目を連携項目として設定する必要があります。
KING OF TIME側の操作
1. 設定 > 画面表示 > カスタムデータ項目設定を開きます。
2. [月別]タブを開きます。
3. [新規作成]をクリックします。以下のように入力して[登録]をクリックします。
項目名 | 説明 |
---|---|
カスタム表示コード | 任意のコード(「1000」など) |
カスタム表示名 | 任意の名称(「平日出勤日数」など) |
計算単位 | 日 |
追加する項目の選択 | 「平日出勤日数」の[+]にチェックします。 |
4. 上記と同じ要領で、以下の設定内容の月別カスタムデータ項目をもう1つ作成します。
項目名 | 説明 |
---|---|
カスタム表示コード | 任意のコード(「2000」など) |
カスタム表示名 | 任意の名称(「休日出勤日数」など) |
計算単位 | 日 |
追加する項目の選択 | 「法定休日出勤日数」と「法定外休日出勤日数」の[+]にチェックします。 |
給与奉行クラウド側の操作
「勤怠情報の連携」で、給与奉行クラウドの各項目に対して、連携したいKING OF TIMEの項目を設定できます。マニュアルを参考に、「出勤日数(勤怠日数1)」と「休出日数(勤怠日数2)」に対してKING OF TIMEの月別カスタムデータ項目を割り当てます。
KING OF TIME側で作成した月別データカスタム項目のコードを入力してください。