KING OF TIME システムログをKING OF TIME 勤怠管理と打刻連携することで、KING OF TIME システムログで記録されたログを、KING OF TIME 勤怠管理上の出勤打刻や退勤打刻として記録できます(詳細はこちら)。
これに加え、休憩打刻機能を使用すれば、一定時間以上のロックやログオフを休憩打刻として記録できます。本記事では休憩打刻機能の利用開始方法と、仕様詳細を解説します。
ご注意
事前に必ずこちらの注意事項をご確認ください。
利用開始方法
1. 休憩打刻機能の利用にはサポートセンターでの内部設定が必要です。こちらをご参照のうえお問い合わせフォームにてご依頼ください。
2. 機能追加後、「企業情報」または「グループ設定」で休憩打刻機能を有効化します。また、休憩と判定するための基準時間を設定します。
企業情報
企業情報にて「休憩打刻する」にチェックを入れます。休憩打刻に関する設定が開きますので、何分以上のロックやログオフで休憩扱いとするかの基準時間を設定します。
グループ設定
企業情報で「休憩打刻する」を有効にするとグループ設定でも設定できるようになります。休憩打刻機能の使用有無や基準時間をグループごとに設定できます。
※企業情報よりグループ設定が優先して適用されます。
機能詳細
「ロックから次にアンロックされるまでの時間」または「ログオフから次にログオンされるまでの時間」が上記で設定した基準時間以上の場合、KING OF TIME 勤怠管理上で休憩打刻として記録されます。基準時間未満の場合には休憩扱いとはならず、従来通り退勤打刻が更新されます。
具体例です。例えば、次のように設定している場合、
- 45分以上のロックおよびログオフを休憩として扱う
- KING OF TIME 勤怠管理 > 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 該当区分の [編集] > 休憩関連カテゴリの[詳細] > 休憩時間の優先順位 が「自動判別」
一日を通して下図のように操作した場合の勤怠打刻を、時系列で解説します。ログが記録されるたび、休憩開始 / 終了打刻や退勤打刻が更新されます。
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8:40 ログオン
→その日の最初のログのため「出勤」 -
9:30 ロック
→「退勤」(その日の2番目以降のログのため退勤に記録)
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10:15 アンロック
9:30の退勤を上書き。前回の「ロック」から45分以上間隔が開いているため「9:30 ロック」を休憩開始に、「10:15 アンロック」を休憩終了として処理。
この時点では以下のようになります。
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12:00 ログオフ
→10:15の退勤を上書きします。 -
13:30 ログオン
→12:00の退勤を上書きします。前回の「ロック」から45分以上間隔が開いているため「12:00 ログオフ」を休憩開始に、「13:30 ログオン」を休憩終了として処理します。
この時点では以下のようになります。
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15:30 ログオフ
→13:30の退勤を上書きします。 -
16:30 ログオン
→15:30の退勤を上書きします。前回の「ログオフ」から45分以上間隔が開いているため「15:30 ログオフ」を休憩開始に、「16:30 ログオン」を休憩終了として処理します(休憩が3回入る)。
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18:00 ログオフ
→16:30の退勤を上書きして以下の結果になります。
勤怠の集計結果
出勤 8:40
退勤 18:00
休憩 9:30~10:15 / 12:00~14:30 / 15:30~16:30
労働時間 5時間45分
休憩時間 3時間15分