KING OF TIME 勤怠管理を使った有給休暇の付与・管理・積立の設定ポイントをまとめたガイドです。現在、手動付与で運用中の方も、これから有給休暇の管理を整備したい方も、ご利用状況に合わせてご活用ください。
目次
- 有給休暇が取りにくい職場の離職リスクとKING OF TIME 勤怠管理で対応可能な施策
- 6つの休暇施策 導入ガイド
- よくある質問
- 補足:KING OF TIME 電子契約とプレミアムサポートのご紹介
- お役立ちコンテンツ
有給休暇が取りにくい職場の離職リスクとKING OF TIME 勤怠管理で対応可能な施策
有給休暇が取りにくい職場は離職リスクが高まります。厚生労働省の調査によると、若年者の初職離職理由の第1位(28.5%)は「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」であり、転職希望者の動機でも第2位(50.0%)が同様の理由です。一方、従業員の有休休暇の取得自体には前向きであっても、業務上の事情を抱えた企業も多く存在します。
補足:参考資料(外部リンク)
KING OF TIME 勤怠管理では、こうした状況への対策として以下の6つの休暇施策に対応可能です。
6つの休暇施策 導入ガイド
下表の導入効果をご確認のうえ、試してみたい、もしくは改善したい施策があればご選択ください。最適な運用イメージと設定方法を確認できます。
| 休暇施策 | 導入効果 | |
|---|---|---|
| 1 | 入社日に即日有給休暇付与 | 入社直後の不安を解消し、早期定着を促します。 |
| 2 | 有給休暇付与の基準日を年2回設定 | 入社月による不公平感をなくし、管理工数を集約します。 |
| 3 | 計画的な有給休暇消化(計画年休) | 会社主導で休みを促進し、「休みやすさ」を文化にします。 |
| 4 | 有給休暇の半日単位・時間単位での取得 | 丸1日休まなくてよい柔軟さで、取得率を底上げします。 |
| 5 | 勤続連動の特別付与 | 「長く働く価値」を形にし、ベテラン層への感謝を伝えます。 |
| 6 | 有給休暇積立制度(ストック休暇) | 失効するはずだった有給を積み立て、特定の事由に対し有給で休暇を取得できる福利厚生として活用できます。 |
ご注意:設定前にご確認ください
- いずれのフローでも、事前の就業規則の変更が必要です。制度設計完了後に設定を開始してください。
- 労働条件通知書・雇用契約書に有給休暇の付与条件が記載されている場合は、文言変更のうえ再交付または再締結が必要です。
- 設定 > 従業員 > [従業員設定]で入社年月日が登録されているかご確認ください。未登録の場合、自動付与の基準日を計算できません。
入社日に即日有給休暇付与 / 有給休暇付与の基準日を年2回設定
1. 設定前の準備
- 就業規則の有給休暇付与にかかわる記載を変更します。
- 労働条件通知書・雇用契約書に有給休暇付与条件が記載されている場合、文言を変更のうえ、従業員への再交付または再締結を行います。
2. KING OF TIME 勤怠管理で設定する
- 従業員の入社日が登録されているか確認します。
- 雇用区分設定の 「休暇関連」カテゴリで「有給休暇付与関連設定」を変更します。
3. 参考オンラインヘルプ
計画的な有給休暇消化(計画年休)
1. 設定前の準備
- 就業規則に、年次有給休暇の計画的付与について定めます。
- 年次有給休暇の計画的付与を実施するための労使協定を締結します。
- 労働条件通知書・雇用契約書の修正が必要な場合は、文言を変更のうえ、従業員への再交付または再締結を行います。
補足
年次有給休暇の計画的付与においては「年次有給休暇のうち5日を超える日数について適用する」など踏まえるべきポイントがあります。労使協定の締結にあたって、事前に厚生労働省の働き方・休み方改善ポータルサイト(外部リンク)をご参照ください。
2. KING OF TIME 勤怠管理で設定する
計画的な有給休暇の消化(指定日の全社一斉休業など)を行う際は、スケジュール管理画面から指定日に対して休暇区分「有休」を割り当てます。
補足:計画年休実施時に有休残数が不足している従業員(入社直後など)への対応
該当従業員に対しては事前に「特別休暇」のための休暇区分を新規作成し、該当従業員のスケジュールに割り当ててください。
3. 参考オンラインヘルプ
有給休暇の半日単位・時間単位の取得
1. 設定前の準備
- 就業規則に半日休暇取得・時間単位休暇取得について定めます。
※半日休暇・時間単位休暇に共通して必要です。 - 時間単位休暇を導入するための労使協定を締結します。
※時間単位休暇に必要です。
2. KING OF TIME 勤怠管理で設定する
- 休暇区分設定の「有休」で、「半休」を「使用する」に変更します。
- 時間休も使用する場合は、「時間単位休暇」を「使用する」に変更します。
※時間休として使用可能な日数は、労使協定で定めた最大日数で設定します。 - 時間休を使用する場合は必ず「雇用区分設定」または「従業員設定」で、「日の契約労働時間」を登録します。
3. 参考オンラインヘルプ
勤続連動の特別付与
1. 設定前の準備
- 就業規則に勤続連動の特別付与に関する記載を行います。
- 労働条件通知書・雇用契約書の修正が必要な場合は、文言を変更のうえ、従業員への再交付または再締結を行います。
2. KING OF TIME 勤怠管理で設定する
- 有給休暇と別で管理を行うため、休暇区分「特別休暇」を新規作成します。
- 「全メニュー」>「休暇管理」より、対象従業員に対して特別休暇を手動付与します。
3. 参考オンラインヘルプ
有給休暇積立制度(ストック休暇)
ご注意
制度設計の注意点
有給休暇積立制度の導入は、労働基準法第39条(外部リンク)に抵触しない制度設計が重要です。以下は抵触しうる運用の例です。
- 積立休暇の日数分、有給休暇の付与日数を減らす
- 失効していない有給休暇を積立休暇として付与する
機能利用の前提となる設定
有給休暇積立制度(ストック休暇)に関する機能のご利用は、休暇取得方法が「休暇区分使用」であることが前提です。現在の休暇取得方法が不明な場合や、設定変更による影響範囲はこちらをご確認ください。休暇取得方法が旧仕様の「パターン使用」の場合は、「休暇区分使用」への変更をサポートセンターに依頼します。
1. 設定前の準備
- 就業規則に有給休暇積立制度に関する記載を行います。
- 労働条件通知書・雇用契約書の修正が必要な場合は、文言を変更のうえ、従業員への再交付または再締結を行います。
2. KING OF TIME 勤怠管理で設定する
- 休暇区分「積立休暇」を新規作成します。
- 該当の休暇区分「積立休暇」で、積立休暇を使用するための設定を行います。
3. 参考オンラインヘルプ
よくある質問
Q. 入社年月日を登録していない従業員がいます。自動付与に対応できますか?
Q.自動付与に切り替えた場合、これまでの手動付与で登録した残日数はどうなりますか?
Q. 有給休暇の積立制度がまだない会社でも、先にシステム設定だけ行うことはできますか?
Q. 時間単位年休の管理も KING OF TIME でできますか?
Q. 有給休暇の取得状況をまとめて確認したいのですが、どこで見られますか?
補足:KING OF TIME 電子契約とプレミアムサポートのご紹介
有給休暇の制度を導入・変更する場合、就業規則の変更、労働条件通知書・雇用契約書の再締結、システム設定の変更など、多岐にわたる作業が発生します。KING OF TIMEシリーズや設定変更の支援を行うサービスを活用することで、これらの業務を効率化できます。
KING OF TIME 電子契約
制度変更のたびに必要になる契約書の再締結を、オンライン上で完結できます。印刷・郵送のコスト削減や、締結状況の一覧管理が可能です。詳細は以下リンクをご確認ください。
プレミアムサポート
設定変更の相談、テスト環境での検証、操作説明など、運用変更にあたってのお困りごとをサポートする有償プランです。
詳細・お申し込みは以下リンクををご確認ください。
ご注意
KING OF TIME の設定・運用に関する内容をサポートします。就業規則の作成・変更そのものに関するご相談は対象外です。
お役立ちコンテンツ
有給休暇・積立休暇の設定に役立つ情報をまとめました。操作の流れや設定方法など、詳細は各コンテンツをご参照ください。